気まぐれ彼女と弱気な僕A-6
***比奈子side
頭を撫でて 優しい言葉を囁きさえすれば 悠二は されるがままにじっとしていた
時折 脚が震え、声をこらえるように 深呼吸を繰り返していたけれど
ゆっくりと 続けてやると 次第に抵抗が弱まり内部が熱くなっていくのがいじらしい
すぐにいれたら絶対痛いから、いつも多めに指の抜き差しを繰り返す。それで、悠二の目が潤んで足腰立たないくらいほぐれた後玩具を入れる事にしていた
多分遅くまで親は帰ってこない。ゆっくりほぐしてあげよう
脚を立てた姿勢を続けるのはキツいだろうから仰向けに寝るよう促した。
悠二のアレはもう大分固くなっていて先走りが溢れている。それを掬い取って指をゆっくり奥に進める
『‥ふっ、ぅっ』
悠二は最中腕を顔に押し付けていた。多分 耐える というのは酷く屈辱的で嫌な事なんだろうなと思う。だけど それすら 受け入れてくれる悠二が愛しく思えてくる
いつもは頭を撫でてあげるんだけど、今日はサービスしてあげたくなった
トランクスを押し上げてるアレを布ごしに包み込む。掌で優しく撫でた後、ゆっくりと取り出す
指先を使い、ごく弱いタッチで根元から先端に何度か刺激を与え、竿の下の方にねっとりと舌を当てる
『‥っ?!』
悠二の腰がピクッと跳ねる。そのまま舌先だけを使い素早く舐めあげた。
『‥っ!えっ?!』
明らかに慌てた様子で悠二が上体を浮かせこちらを伺いみる
『フェラしてみた』
先っぽをくわえて見つめると悠二の顔が赤くなった。と、同時にくわえていたものも更に熱くなる
『大丈夫。歯立てないから。』
あんまり見られるのは好きじゃないからやんわり押し戻す
『‥。ぁ、うん』
悠二は動揺した様子を見せたが再び横たわったが腕を下ろしチラチラと見ている。
堂々と見ないところが面白い。
―多分ムッツリだ。
顔がにやけてしまう
パイパンだから毛が入らなくて舐めやすい。
『ぁ‥っ!!‥っ』
くわえたまま上下に動かすとくぐもった声を漏らす。
理想通りだ。もっとイイ顔が見たい。そう考えながらフェラをしながら悠二と出会った頃の事を思いだしていた。