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【気まぐれ彼女と気弱な僕と】
【調教 官能小説】

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気まぐれ彼女と弱気な僕A-7

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ここまでこぎ着けるのはものすごく大変だった

――人並みの恋愛なんてイヤ。可愛く媚びて あたしなしじゃ生きられないワンちゃんが欲しい

そんな時にあったのが悠二だった。

恵まれた容姿のおかげで小学生の時から数えて両手で足りないほどの男と付き合ってセックスだってした。だけどいつも物足りなかった。

初めて会ったのはバイト先のコンビニで

1日おきにきていつもチロルチョコを一個買ってく変わった客。

来るのは夜7時くらい

見た目は普通。普通すぎて雑踏にいたら紛れてしまいそうなタイプ。

いつも疲れた顔のスーツ姿で来てチロルチョコを買って幸せそうな笑顔を浮かべて帰っていく。

あたしは甘いものは全く好みじゃない。チロルチョコ一個で幸せになれる人の心理が解らない

最初自分に気が合って毎日通ってるのだというとんでもなく自意識過剰な思い込みをしたくらいだ

悠二はいつも

『レシートいりますか?』

って聞くと

『是非』

って答える。水仕事をするのか赤切れした左手で受け取って綺麗にたたんで専用の小さな袋に入れる。皆、レシートなんて粗末に扱って捨てちゃうのに律儀な人だなぁ‥と思った

毎回同じ動作を行うから覚えてしまった。次する事が解るのに一連の動作を目で追ってしまう

コンビニのバイトは友人に『人がいないから』と無理に頼まれた短期のものだった。しかしいつしか、その客が気になってやめられなくなっていた。

他愛ない話をしてみたりレシートの裏に連絡先を書いてみたり 気を利かせてチロルチョコの場所をレジ前に移動させたりした

それなのにちっとも効果はでなかった

朝も夜も気になって仕方ない

2ヶ月過ぎて 恋してるって気づいた

気づいたのと 悠二がコンビニに来なくなったのは同時期だった

どうしても会いたいと思った。カッコいいとか 人一倍優しくしてくれたとかではない

ただの一目惚れ

バックには チロルチョコが欠かせなくなった

箱買いしたチロルチョコを 毎日持ち歩いた3ヶ月め

全く、会えない事に悲しくなり チロルチョコを自棄になって一気に完食したあの日 奇跡がおきた

慣れない甘いものを大量に食べたせいで胸焼けしたバイトからの帰り道に 彼に出会った。

絶対に覚えてると思っていたのに向こうは全く知らない風だった。


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