俺のM女調教日記(11)-1
玄関から聞こえる若い女の声を聞きながら、
俺はじっと待っていた、
こう上手くいくとは、正直思っていなかったからだ。
自ら奴隷志願した佐恵子は、もうすっかり俺の女になっている。
キリキリと縛り、痛めつけた後、いつも佐恵子は俺を欲しがった。
しかし、すぐには俺はやらない。
焦らして、焦らして、狂いそうです・・という時にやっと俺をくれてやる。
そう言うときの佐恵子は、狂ったように俺をむしゃぶりつく。
濡れた膣の中は良く締まり、
まるでイソギンチャクのようにグイグイと俺を締め付ける。
挿入しながらも、俺は佐恵子の乳房を虐め、尻を叩く。
そして、佐恵子が淫獣のような声を出して果てたとき、
俺も佐恵子の締め付ける肉で昇天する。
佐恵子は痙攣しながら膣の中に、俺が出した精液を受け止め
悦びの余り感涙する。
(ご主人様は佐恵子の全てです、ご主人様の奴隷で良かったです。)
佐恵子を抱きながら、そう呟くとき、俺は可愛いと思う。
その佐恵子に、俺が他の女を調教すると言っても、
初めは驚いたが、特に何も言わなかった。
俺が強制しなくても、言葉で言わなくても、
M女はそういうものだということを肌で感じるからだ。
今、何も知らない女は、もうそこまで来ている。
佐恵子のマンションの入り口まで来ているのだ。
「佐恵子、来たようだな、連れてくるから待っていろ、良いな」
「あん、恥ずかしいです、こんな格好をあの子に・・」
「そんなことを言って、実はお前は見られたいのだろう」
「あん・・意地悪です、ご主人様・・」
「まあ良い、俺に任せろ、言ってくる、あまり待たせては」
「あ、はい・・」
俺は部屋から出る時に、振り返り佐恵子を見た。
佐恵子は裸で後ろ手に縛られ、ソファの上で股を剥き出しにしていた。
その濡れて割れた膣には、ディルドが深く刺さっている。
恥ずかしそうに下を向いているが、場所を離れた処からでも、
股間から淫水が溢れているのが良くわかる。
それを見れば佐恵子の興奮度が解るというものだ。
その姿を、自分を慕う若い子に見られるという恥ずかしさと、
今まで隠していた自分の性癖の全てを見られてしまうことが、
佐恵子に強い羞恥心と同時に、他人に見られたい、と言う
激しい快楽の気持ちが芽生えていたことも事実だろう。
そうすることを俺が求めたのだが、佐恵子は俺に従った。
賢い佐恵子は、俺を理解していた。
俺は佐恵子を束縛しないし、佐恵子も分かっていた。
俺がそういう男であることを。
俺はその居間の扉を閉めそこを出て、
ゆっくりと玄関の前に行き、壁のモニター画面を見た。
「あの、こんにちは、真央です」
俺は、ゆっくりと扉を開けた。
「お待たせしましたね、いらっしゃい」
そこには若く美しい女が立っていた、
驚いて声も出さずに、目を丸くして俺を見つめていた。