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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(2)-4

俺はいつも、女達を調教するための道具を大きめの鞄に入れてある。
全てを入れるわけにいかないので、予定したその日に、
それらを丁寧に鞄の中に入れる。

その中には、常に使う縄、鎖、紐、鞭、バイブ類、浣腸器、
クリーム等をいつも入れてある。

Sの男としては常にそれらの手入れは欠かせない、
調教には欠かせない縄にも種類があり、

シルク紐等もあるがなんと言っても
麻縄が一番しっくりいく、その麻縄にも何種類もあるのだ。
使った後、手入れの為に干したりするがこれには気を遣う。

麻縄は女体を縛るのに、肌に食い込むそのしなやかさが最高なのだ。
しかし、ただ縛ればいいという物でもない、
人を縛ると言うことは身体の様々な器官を圧迫する、皮膚や筋肉、
神経や血管などがあり、その縛り方によっては思わぬ事故が起こらない
とも限らない。

ましてや吊すと言うことも非常に危険なことなのだ。
故に、緊縛行為は生半可な気持ちでは出来ない。

そこに主と愛奴との間には深い絆と、信頼がなければならない
と俺は常々思っている。

それらの道具は常に手入れをし、清潔に保ち、
次の為に最高の状態に維持するがエス男としての心意気でもある。

今、それがホテルの部屋の中で出番を待っているのだ。

佐恵子は自ら俺を選んで、俺の奴隷になった、

半年間というその期間、
「お互いをじっくり見つめましょう」と言った言葉は、
佐恵子が俺を見極める時間でなく、

実は俺が佐恵子を見極める期間だった
のでは・・と思うと、俺はこの女が急に愛おしくなってきた。

「佐恵子・・」
「はい?」
「俺たちは半年待ったけれど、本当は、お前はもっと早く
俺に逢いたいと思ったのだろう、違うか?」
「あぁ、ご主人様にはそれがわかったのですね、そうです」
「では、どのくらいからだ?」


「お話を聞いたときからすぐに感じました、
でも、ご主人様からお声がかかるまで、佐恵子は待っていました」
「やはり、そうか・・佐恵子、抱いてあげよう」
「えっ?・・本当ですか、嬉しい!」


俺に抱かれようとしている女は、先ほどまで俺にさんざんいたぶられ
気絶したとは思えないほど、精気を取り戻していた。

そして俺は佐恵子を抱いた。

「あぁ、嬉しい・・・」と言い、その長い睫毛の目を閉じた。
半年の間の熟成期間があるとはいっても、今日初めて逢った女だ。
しかし、俺は思った(素直で、可愛い女だ)と。
俺の手は佐恵子のまろやかで女らしい肩を撫で、そして
俺は強い力で佐恵子を抱きしめ、キスをした。


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