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鎮魂
【SM 官能小説】

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鎮魂(その2)-8

 …あっー、ううっ… と、女は歯をキリキリと噛み鳴らし喘ぎ続けていた…。


まるで洋梨の皮が開くように膣が内側からその拷問器具に押し広げられ、その肉襞に喰い込む。
膣を張り裂く鉄の皮骨…同時に、その陰部に含んだ洋梨内部から鉄針が少しずつ伸びてくること
によって、陰部の奥深くに突き刺り始めるのだ…


 …ヒッっー


凄まじい女の絶叫が密室に響きわたる。女は腰をぶるぶる震わせ、首を激しく揺らした。性器を
体の内部から切り裂かれる女…その陰部から幾筋もの毒々しい鮮血が内股を滴り始める…



 いや…性器を責められる苦痛ほど、女に妖艶な美しさを与えるものはないのかもしれない…




男たちは女の顎をしゃくり何かを囁いていた…魔女の尋問なのだ。首をうなだれた女の額に脂汗
が滲み、やがて顔が紫色に変わっていく。肩でハアハアと息をしていた女の唇がヒクヒクと痙攣
を始めていた…。


私はあまりの惨い仕打ちに気が遠くなりそうだった。
やがて、もうひとりの男が真っ赤に火で焼いた金鏝を男に渡す。恐怖に顔を引きつらせた女が体
を激しく悶えさせる…。
男は呪文を唱えるように呟き、その焼き鏝を女の乳房に押しつけたのだった。一瞬、乳首の肉が
焦げる臭いが漂う…鋭く身を切るような女の咆吼が果てることなく拷問部屋に響き続ける…。


この陰惨な光景に私は眩暈がしたかと思うと、咽喉もとから嘔吐を繰り返した。黄土色の吐瀉物
が床に滴ると、私は意識が遠くなり、すっと体の力が抜けるように床の上に崩れたのだった…。


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