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鎮魂
【SM 官能小説】

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鎮魂(その2)-6

その男は、飢えた獣のように縛られた私の体に覆い被さり、麻縄で縛られた乳房をもみしだき、
白い太腿を撫で、切なげに息づく陰部を舐め始めたのだった。


 …ひゃー、柔らかくていい臭いのするオマ○コだぜ…


男の舌が秘裂をなぞると、私は嗚咽を洩らしながらその緊縛された裸身を悶えさす。

あの人は三人の不良高校生に金を渡し、私を輪姦させたのだ。男たちに乳首を吸われ、何度も犯
され続ける私の姿態を、あの人は煙草を吸いながら薄笑いを浮かべて、じっと見ていたのだった。
その煙草の煙が、紫色の靄のように私の咽喉を息苦しく締めつけた。 


 …やっ…やめて…


初めて掻き切られた膣肉の襞…不良高校生の撥ねるような肉棒から甘い臭いの精液が迸るように
私の中に注ぎ込まれた。その精液は、まるで襞に群がる無数の蛔虫のように蠢き、子宮まで喰い
尽くしていくような濃密で身震いするような生あたたかい痛みを持っていた。

私の蒼い体の上で波打つ男たちの醜い尻肉…花蕾のような乳首を噛む褐色の歯と爛れた歯茎…
唇の中に押し込まれるぬめった肉棒、頬を擦るアンモニアのような臭いを放つ垂袋…


一体、どれくらいの時間だったろうか…不良高校生たちに犯され続ける私の肌に注がれるあの人
の欲情に充ちた蛇のような視線…



そして不良高校生たちが行為を終えて帰って行ったあと、あの人は輪姦され血の混じった精液を
滴らせる私の陰部を指でなぞり、臭いを嗅いだ…。



 …犯されたあとの女の性器ほど、僕の性欲を興奮させるものはないのだよ…


あのとき、私は白い太腿を開き、その犯された秘部であの人の唇を誘ったのだ。あの人へずっと
抱いていた渇望なのか…激しい欲情が私の体を呪縛したようにあの人を受け入れたのだった。



 あの人を私はずっと待っていたのだ…



男たちの精液で濡れた私の花弁を、あの人は執拗に舌で探りながらも、やがてその性欲に冒され
たひとりの飢えた男として、私の滲み出た淫汁を唇で啜り始めたのだった。


そしてズボンのベルトを弛め、下半身を露わにしたあの人の白いペ○ス…まるで、幼虫の皮膚の
ように薄い膜で包まれたペ○スだった。


そして縛られた裸体を、私はあの人に凌辱された…。私はあの人が罪を犯すことを望んでいたし、
それが私の心の快楽であることを知ったのだった。
あの人と私は、決して償うことのできない罪を犯した。罪に縁取られた肉情ほど快楽に満ち溢れ
たものはないのだ。そのことを知ったとき、私たちは自らの心と体を腐らせ始めるのだった。


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