「午後の人妻 童貞嫐り」-3
「そこへいくと、カラオケボックスなら高校生が入場しても咎められないし、料金はリーズナブル。
それに、こうやって座る位置の工夫をすれば外からも見えないし、最高の空間ですよね」
邦彦は自分のアイディアを鼻高々に語るのだった。
「そんな自慢話はいいから、早くはじめて見せてちょうだいよ」
内藤夫人が少し焦(じ)れたような声をかける。
「それでは……」
邦彦が居住いを正して、コホンと小さく咳払いした。
いよいよはじめるらしい。
由子たちも身じろいで姿勢を正すと、
観賞する体勢に入った。
邦彦がハーフパンツのベルトを緩め、少し腰を浮かせながら下げおろしていった。
足元を固めているいかついスニーカーが、パンツで覆い隠される。
パンツの下から紺色のトランクスが現れ、
それも下げおろされていく。
内藤夫人がゴクリと喉を鳴らして、
生唾を飲み込んでいた。
その音が隣の由子のところまで聞こえてきた。
そういう由子も心臓の動悸が速まり、
緊張が昂まっている。
下げおろされていくトランクスの陰から、
少年のペ○スが現れ出た。
ただ、
そのペ○スは力なく凋(しぼ)んで、
ダラリと垂れ下がっているのだった。
16歳の高校生が、成熟したふたりの女性の前にペ○スを晒しながら、それを勃起させていないのだ。
由子は少し感興の削がれる思いがした。
この少年は女性にオナニーシーンを見せることで、小遣い銭稼ぎをしているというだけに、見られることに慣れている。
性器を晒すことなど平気になっているようである。
何も羞恥に身を染めてウルウルしながらとまではいわないが、少年のあっけらかんとしたふるまいに、少し鼻白むものを感じたのは事実であった。
「では、はじめます」
邦彦がそう声をかけ、
凋んでいるペ○スを右手の掌(てのひら)に載せた。
その掌を小刻みに揺するようにしながら、
ペ○スをゴロゴロと揺り動かして刺激を加えはじめた。
萎えているペ○スは掌の幅にあまるくらいあり、
目測で10センチほどの長さだろうか。
そのペ○スが刺激を加えはじめていくらもしないというのに、早くも変化が起こりはじめていた。