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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐り」-2

それなのに内藤夫人は、由子のどこを気に入ったのか、しばしば電話で怪しい誘いをしてくるのだった。

いつもはそのたびに体よく由子だったが、
その前々日の晩にきた電話は、
少し様子がちがっていたのだ。

「インターネットで見つけたんだけどね。
“ボクのオナニーシーンを見てください”
という高校生の男の子の書き込みがあったのよ。
どう?
私たちふたりで見てあげない?」

電話の向こうで夫人がそう言った。

その誘いが、
なぜか由子の琴線を掻き鳴らしたのだ。

これまでに男性がオナニーをしているところなど見たことがなかった。
それに食指が動いた。

それも中年男性あたりがするのを見せられるのであれば、不潔っぽくていやらしいだけだが、高校生の男の子なら話は別だ。
初々しい紅顔の少年がするオナニーシーンであれば、ぜひにも見てみたいと思った。

由子は内藤夫人と電話で話しながら、
子宮のあたりがキューンと絞られるようになるのを感じた。
夫人からの電話で、肉体が反応したのは初めてのことである。


その翌々日の午後、
由子は内藤夫人と例の高校生の男の子との3人で、カラオケボックスに入ったのだった。


個室に入って注文した飲み物が届くまで、3人でよもやま話になった。

男の子は邦彦と名乗り、
高校2年生で16歳だといった。

彼はオナニーシーンを女性の前で演じてみせて、小遣い銭を稼いでいるのだという。
由子と内藤夫人も、ひとり3000円なりの観賞料金が徴収された。

「オナニーはボクがひとりでしますから、
おふたりは見ているだけにしてください。
もし、
行為中にボクの身体や性器に触れるようなことがあれば、
行為は即刻中止になります」

邦彦はそうクギを刺した。

これはあくまでもオナニー行為を見せるだけのもので、それ以上の行為への進展を期待しないでほしいということらしい。

やがて、注文した飲み物が届き、それに口をつけるのもそこそこに、
オナニーショーがはじめられることになった。

由子と内藤夫人は邦彦に指示されて、彼が座っているソファの横に、ふたつのスツールを並べて座る恰好になった。
そうすることで、少年の下半身が夫人たちの身体に隠れて、外部から見えなくなるからだ。

普段から、これで小遣い稼ぎをしているだけあって、邦彦の段取りは要領を得てソツがない。

このショーのために夫人たちを、カラオケボックスに案内したのも彼である。
ほんの短時間で終えるショーのために、料金の高いラブホテルなどを利用するのはもったいないという考えからだ。

それに人妻ふたりと高校生が連れ立ってラブホテルに入るのは、いかにも目立ちすぎる。
淫行罪やら、
青少年育成条例やら、
とかくやかましいご時世である。


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