西畑自己満ラジオⅥ-1
西 「最近、どう？」
畑 「最近ですか？」
西 「うん」
畑 「そうですね。あの、先日、無事に成人式を終えまして」
西 「ほー。晴れ着きたの？」
畑 「はい、一応」
西 「写真とかないの？」
畑 「いっぱい撮ったんですけどね。今はないです」
西 「うわぁ～、見たかったな～」
畑 「悔しそうな所申し訳ないんですけども。西さんは何かありましたか？」
西 「俺か？ 俺は、正月中は、実家と嫁の実家に帰ってた。こっちに帰って来てからは、特に変わったことはなかったな」
畑 「西さんの実家って大阪ですよね」
西 「そうだよ」
畑 「恵さんの実家は何処なんですか？」
西 「生駒」
畑 「それは……、何県ですか？」
西 「一応、奈良県になるのかな」
畑 「奈良って、鹿とか大仏とかの」
西 「まあ大体あってるけど、大仏とかがあるのは奈良市内で、生駒はもっと西より」
畑 「へ～」
西 「さ、由紀ちゃんが話を広げられなくなった所で、タイトルコールに行ってみましょう」
畑 「はい」
西 「新年一発目だよ！ 西畑！！」
畑 「自己満ラジオ！！」
西 「みなさま明けましておめでとうございます この番組のパーソナリティの西浩一と」
畑 「今年もよろしくお願いします 畑由紀です」
西 「今年もしゃべくりとノリで進めて行きますよ」
畑 「はい」
西 「さ、由紀ちゃん今年の抱負をどうぞ」
畑 「え、ちょ、そんなの台本にありましたっけ」
西 「さ、どうぞ」
畑 「えっと、えっと。笑顔を絶やさない」
西 「さ、どうぞ」
畑 「えぇえ！ 今のじゃダメなんですか？ その、あの。早寝早起きを……」
西 「さ、どうぞ」
畑 「うぅ。そうだな、えっと、その。演技の仕事をいっぱいもらえるように、努力を怠らない」
西 「由紀ちゃん。ボケないと」
畑 「そんなの急に言われても無理ですよぉー。西さんがお手本を見せてくださいよ」
西 「やだよ」
畑 「もう！ 仕事なんだからちゃんとやってよね！！」
西 「……。今年はもっと由紀ちゃんをしつけようと思います」
畑 「しつけって……。私は犬かなにかですか！！」
西 「犬じゃないけど、愛玩動物には変わりないな。もちろん良い意味で」
畑 「褒められてる気がしません」
西 「さて、いったんＣＭです」
畑 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者の方々 と メールを下さったみなさまの提供でおおくりします」