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西森自己満ラジオ
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西畑自己満ラジオY-2

西 「新春特別企画! お年玉争奪、激烈大討論!!」
畑 「イェイ!!」
西 「いまから、俺と由紀ちゃんであるテーマにそって討論をします。その討論でより人を納得させた方がお年玉をゲット!!」
畑 「お年玉!!」
西 「負ければ厳しいお仕置です。判定は、ブースの外にいる馬鹿ども5人でーす」
畑 「西さんなんてことを言うんですか! スタッフのみなさんは頑張って仕事をしてるんですよ。馬鹿なんかじゃないです」
西 「……さて、討論のテーマを決めましょう」
畑 「流された……」
西 「はい、由紀ちゃん。このお題ボックスからお題を引いてください」
畑 「はい、では、引かせてもらいます。よ、ほ、はい!」
西 「えーと、セクハラは必要か必要でないか。に、決定!!」
畑 「それは、この番組での話ですか? それとも社会全体の話ですか?」
西 「社会全体なんてなんか重くなるから、この番組で必要かどうかにしようか」
畑 「わかりました。西さんはもちろん、必要側ですよね?」
西 「それはわからないだろ。必要か不必要、どちらの側に立って討論するかは、じゃんけんに勝った方がえらべます。って、台本に書いてあるし」
畑 「ようするに、私がじゃんけんに勝てば言い話ですよね」
西 「そうです。あと、先もって言っておくと、俺はグーをだします」
畑 「本当ですか?」
西 「確かに由紀ちゃんがセクハラが必要だって熱弁するところはみたいよ。でも、さすがに二十歳にもなってない女の子にそんな事させたとあっては、この西浩一、嫁に合わせる顔がない」
畑 「西さん。ありがとうございます!!」
西 「じゃ、いくよ。じゃんけん」
畑 「ポン!! ん! 西さん……」
西 「なんですか?」
畑 「見損ないました」
西 「由紀ちゃん。大人っていうのはね、汚い生き物なんだよ」
畑 「信じてたのに……」
西 「森ちゃんにも全く同じ事をやったけど、由紀ちゃん、これからは簡単に人を信じちゃダメだぞ」
畑 「……」
西 「うわぁ。すげぇ、睨まれてる。それよりも、俺は、セクハラは必要だというほうを選ばせてもらうぞ」
畑 「……西さん!!」
西 「森ちゃんになら間違いなく不必要を選んでたけど、由紀ちゃんにはさすがに、ねぇ」
畑 「西さんはやっぱり、いい人です」
西 「そういう、潤んだ瞳で見つめられるのも困るんだけどな f^_^;。 さて、それじゃあさっそく、大討論を始めましょう。用意はいいですか?」
畑 「はい!」
西 「では、スタート!!」
畑 「セクハラはダメな事です」
西 「お、そういう感じで始めるの? ま、まあいいか、じゃあ、なんでダメなのか理由を聞こうか」
畑 「だって、気分がいいものではないですし。ベタベタ触られたり、胸がちっちゃいとか大きいとか、自分が気にしてる所を言われるのは腹立たしいですよ」
西 「それは悪質なセクハラだろ。セクハラはね。日本で古くから男女のコミュニケーションの一つの方法として、世間に浸透してきたんだ。古くは、戦国時代に年頃になった娘を裸にして、村の若い男性達の前に出して結婚相手を見つける、破裸の節句というのがあって、それが現代に伝わってくる過程で、性に関する事を話題にした、いわゆる猥談や、最初は品定め的意味合いで行われていた、軽るく臀部や肩や手なんかに触れる行為全般をさして、節句破裸と呼ばれるようになり、それがなまって、現代ではセクハラとなったという説がある」
畑 「そ、そうなんですか!?」
西 「そうだよ。破裸の節句は、結婚相手を決めるための行事だったのは説明したよね。だから、現代において、年頃の女性にセクハラをしないと、私はあなたに興味がありませんと言ってるようなものなんだよ」


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