西畑自己満ラジオⅥ-3
畑 「はぁ、なるほど。でも、こちらが全く興味のない人から、セクハラされても、困りますよね」
西 「違う違う、昔は婚姻の意味合いが強かったけど、今はただのコミュニケーションの方法なんだから、セクハラをするのは、あなたの事をキライじゃないですよ。っていってる訳だ」
畑 「なるほど。たしかにキライな人にはセクハラなんてしないですよね」
西 「そうだよ。だから、この番組でも、セクハラが必要なんだよ」
畑 「そうですね。私もそう思います」
西 「……シューリョー！！ ダメだろ、いい負かせれちゃ。なんだよ、私もそう思いますって」
畑 「だって、そう思ったんですもん」
西 「まあ、いいや。じゃあ、判定にいくまえに。えー、セクハラは相手を選んで、嫌がる人には絶対にやらないように注意しましょう。何ごとも、節度が大事」
畑 「そうですね」
西 「では、判定、どうぞ！！ 西 西 西 西 西 すべて西 ということで、俺、勝利！！」
畑 「おめでとうございます」
西 「じゃあ、おーい！！ お年玉をくれい」
ガチャ
中山 「どうも、中山です。はい、西さん。二年連続のお年玉です」
西 「どうも。これで娘にかわいい服を買ってやります」
中山 「それにしても、さすが作家だけはありますね、アドリブであんなにデタラメを喋れる人はなかなかいませんよ」
畑 「え？ デタラメ？」
西 「えぇ！！ まさか、気付いてないの？」
畑 「なんの事ですか」
西 「あーもう。中山、説明してあげて」
中山 「えっとですね、由紀ちゃん」
畑 「はい」
中山 「セクハラの語源は、破裸の節句なんていう馬鹿な行事じゃなくて、セクシャアル・ハラスメントの略で、日本語に直すなら、性的嫌がらせって意味なんだよ」
畑 「外国語なんですか！ 戦国時代は？ 破裸の節句は？」
中山 「まったくもって、デタラメです」
畑 「えぇ！！ デタラメ……。西さん！！ どういう事ですか！！」
西 「あー あー 聞こえない 聞こえない」
畑 「もう、西さんなんて嫌いです！ もう、バカバカ」
西 「聞こえないったら、聞こえない～」
中山 「ははは、いったんＣＭです」
西 「ここで番組からのお知らせです」
畑 「番組ではみなさまからのメールを募集しています。番組の感想、私達への質問。コーナーへの要望やお題、作者への罵詈雑言などなど、ありましたらなんでもいいので送ってください」
西 「すべてのメールのあて先は、作者の公開アドレスに、件名にラジオへの投稿と記述の上、ハンドルネーム、お住まいの都道府県名を書いて送ってください」
畑 「みなさまからのメールお待ちしております」
西 「さーて、由紀ちゃん。エクレアのお味はどうだい？」
畑 「最高ですぅ！！」
西 「由紀ちゃんは扱いやすくていいな」
畑 「なにかいいましたか？」
西 「いやなにも。それよりも、由紀ちゃんへのお仕置を発表したいと思います」
畑 「あ、忘れてなかったんですね」
西 「当たり前です。え～、由紀ちゃんへのお仕置は、次回収録に手作り料理をもってくるです」
畑 「料理ですか？」
西 「由紀ちゃんは一人暮らしだっけ？」
畑 「はい」
西 「自炊はする方？」
畑 「たまにはしますけど」
西 「料理は得意な方」
畑 「まあ、並ぐらいだと」
西 「じゃ、その方向で」
畑 「お仕置なんていうからもっと辛い事を言われると思いましたけど、それぐらいなら全然ですね」
西 「じゃ、オイシいのを期待していますってことで、また次回にお会いいたしましょう」
畑 「バイバイ」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者のみなさま と メールを下さった方々の提供でおおくりしました」