教団医玲子 禁断の教義-4
禁断の教義4
琢也の3度目の射精を玲子は咽で受け止めた。玲子は止まらない衝動を抑えようと、それをゆっくりと味わい飲み下した。咽に広がる琢也の香りをかみ締めながら計画を実行するか考えていた。ちょっとしたイタズラ。誰も気づかない。琢也と絵美がどんな反応を見せるのか?
体液交換は、男性信者の睾丸内に注入した「教祖の体液」を、射精により女性信者の膣内に注入される。そのままでは女性信者が妊娠する恐れがある為、体液交換役は直前に射精を繰り返し、精液を搾り出した状態で、精子活動抑制薬と共に「教祖の体液」を睾丸内に注入する。
3度の射精で準備が整ったことを玲子は教団医として判断し「教祖の体液」の注入準備を始めた。体液の注入は尿道口からカテーテルを睾丸まで進入し直接注入する。
玲子は何事もなかったようにカテーテルを手に取り琢也の尿動口に進入を開始した。
琢也は快感の残るペ○スを内部からまさぐられ身悶えた。カテーテルが睾丸に進入されると、痛みとむずがゆさが走りぬける。カテーテルの先端が睾丸内部に入りこむと玲子は「教祖の体液」20ccを注射器に取り、通常の体液交換では使わない液体10ccを追加した。注射器をカテーテルに差込むと玲子はいっきにシリンダーを押した。
「ぐわあ!」
琢也が悲鳴を上げた。体液注入を受けるのは3度目だが、注入には激しい痛みが伴うため時間をかけてゆっくりと注入するのが通常だった。
「じっとして。」
玲子は厳しい声を掛けるとすばやくカテーテルを反対側の睾丸に進入しなおし、またも薬液をいっきに注入した。
「 ........!」
琢也が無言で苦しんでいる。自分に好意を持ちながらも絵美に引かれている琢也のそんな姿を見て、玲子は体の中から流れ出すものを感じていた。