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教団医玲子 禁断の教義
【SF 官能小説】

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教団医玲子 禁断の教義-5

禁断の教義5

絵美は、専用の教義服に着替え、最終教義(体液交換)の直前打ち合わせで手順の確認を行っていた。専用の教義服は、上半身は厚手のものでしっかりと着込むもので安心感が持てる半面、下半身は薄手の生地で簡単に肌の露出ができる構造となっていた。ショーツをつけずにベッドに入ることになる。

立会いの教団医玲子が準備を行い、玲子の指示によって男性が進入し射精する。
体位は射精後の体液流出を防止するため正常位で行われる。射精後、約10分間はそのままで動かず、経過後男性はすみやかに体を離れる。絵美は体液がなじむまでその後、約6時間をそのままで休むことになる。

時間となり絵美はベッドに入った。振るが止まらない。初体験を迎えることと、知らない男性と肌を合わせることが本当に怖かった。自然と涙があふれてくる。絵美は自分を落ち着けようと聖書を唱えていた。

ノックが鳴った。教団医の玲子と相手となる男性が入ってきた。絵美は両手で口を覆った。
「琢也くん!」
「絵美!」

琢也と絵美は同じ団地で育った幼馴染で、現在も同級生の間柄であった。絵美は体液交換役が琢也であることで、激しいショックを覚えた。琢也のことが好きだった。小さいころから琢也は優しく、意地悪な男の子からいつも絵美を守ってくれた。

素直な絵美は、教団の教えに従い、期待に答えるためにここへ来たが、琢也を裏切ることだけが心残りであった。それなのに...

琢也も混乱していた、年端も行かない絵美が体液交換に選ばれるのか?また、体液注入役をしている自分が不潔に感じられ逃げ出したい衝動にも駆られていた。

絵美はベッドの上ですすり泣いている。玲子が声を掛けたが返事もできない。
玲子が寄り添い背中をなでる。

琢也はその時、異変を感じた。激しい憎悪と自己嫌悪が消え、目の前にいる絵美を激しく犯したい衝動に駆られた。琢也はとまどったが、次第にそれは強くなっていく。

玲子が琢也の変化に気付いた。というよりも変化を待っていた。玲子の注入した薬液は覚せい剤であった。睾丸内からゆっくりと体内に取り込まれ、琢也をセックスマシンへと変えて行くのだ。

玲子はすすり泣く絵美に意思を確認した。最終教義を取りやめる?素直な絵美が拒否できないことは分かっていた。玲子はかまわず準備を進める。二人の体に十数個の電極を取り付ける。そして、激しいセックスでも剥がれないようにガムテープのようなものでそれを固定していった。

進入がしやすいように絵美の秘部にローションを塗り、琢也を呼んだ。琢也に絵美が処女であることを告げると、琢也の目の輝きが増す。
「絵美、こんなところで会うとは思わなかった。」
「琢也くん。ごめん」
琢也は絵美の耳元でささやいた。
「絵美、好きだ。本気で君を抱く。」
「琢也。私も好き!」
玲子は聞こえないふりをし、静かに始めるよう促した。


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