西森自己満ラジオ]X-1
森 「西さん、ちょっとお話しなければならない事があります」
西 「なんですか? 改まった感じで」
森 「私」
西 「私?」
森 「アメリカに」
西 「アメリカに?」
森 「行くことになりました!!」
西 「……へ〜」
森 「あれ? 反応が薄いな」
西 「御土産はマカダミアンナッツでいいから」
森 「えっと、旅行じゃないんですけど……」
西 「あ、なるほどね。大阪のアメリカ村で野外ライブがあるのね」
森 「ちがいます!!」
西 「俺の地元の近くなんだよね〜。懐かしいな〜」
森 「アメリカ村じゃなくて、アメリカ合衆国の方に」
西 「なんで?」
森 「話せばながーくなっちゃうので、そのへんはのち程、お話させて頂きます」
西 「なに、永住的な感じですか?」
森 「まあ、そんな感じですね」
西 「仕事はどうするの? この番組は?」
森 「辞める形になりますね」
西 「やっと?」
森 「ちょい、やっとってなんですか!?」
西 「おっと、つい本音が」
森 「あのさ、一年以上一緒にやってきたんだからさ、最後ぐらい優しくしてくれてもいいんじゃないんですかね」
西 「…………ちょ、なに言ってるかわかんないです」
森 「お〜い!!」
西 「とりあえずタイトルコール行きますか 西森!!」
森 「自己満ラジオ!!」
西 「はい、この番組のパーソナリティを勤めますのは私、西浩一と」
森 「森美玖です」
西 「今日もしゃべくりとテンションだけで進めて行きますよ」
森 「はーい」
西 「で、結局の所なんでそんな話になったの?」
森 「そういえば、アメリカに行くの関連してもう一つ話があるんですよ」
西 「まだ何かあるの?」
森 「私」
西 「私?」
森 「結婚します!!」
西 「…………」
森 「西さん?」
西 「嘘だ〜ぁ。嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘だ〜〜〜〜ぁ」
森 「本当ですって」
西 「いや、嘘だね。それじゃなきゃ夢か幻」
森 「本当だってば!」
西 「とにかくいったんCM行って落ち着く時間をくれ」
森 「そうしてください。この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者の方々 と メールを下さったみなさまの提供でおおくりします」