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ヴァンパイアプリンス
【ファンタジー 官能小説】

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ヴァンパイアプリンス6-4

―ギシッ
宏樹は起き上がり、月下のムキを変えさせた。子供を膝の上に乗せるような格好になる。
「んッ…」
「始めてだよね…この体位…」
「う…ん…。宏樹の顔、見えない…ね」
「見えるよ…?」
宏樹はすっと指差した。
「あ…//」
差された方向には鏡。
「やだ…全部…見えるじゃない…」
接合部…宏樹の顔…自分の顔でさえ見えてしまう。
「ひゃッ…」
宏樹の左手が月下の胸を揉み、右手はクリをいじる。
「ふ…ッあ…」
「気持ちイイ?」
「はッ…う…んッ」
「鏡見て…」
鏡には見たこともない、イヤらしい光景が広がっていた。
とめどなく溢れる愛液に、目を虚ろにしている自分の顔。
「や…恥ずかしッあッ宏樹ッ」
宏樹は腰を動かし始めた。
「エロいね…」
「あッ…はぁッ…」
恥ずかしいのに、鏡から目が離せない。
荒く激しい息使い。肉と肉がぶつかり合う音。汗ばむ体。
「く…ッ」
愛しい人が快楽に歪む顔。そして、見たこともない、自分の感じてる顔。


全てが月下を追い詰めていく。
「宏樹…ッもぉッ」
「俺も…」
「〜ッ……!!」
月下の体が大きくのけぞり、宏樹の胸に倒れた。
「月…ッ」
―ドクンッ
宏樹も月下の中で果てた。

―…
「ん…」
気づくと、月下は宏樹に後ろから抱き締められていた。
「あ、起きた?」
「うん…」
月下は下着と宏樹のシャツを着せられていた。
クルッと振り返り、月下は宏樹と向き合う。じ-ッと宏樹を見つめた。
「どした?…ッてえ?!」
ペタペタ宏樹の顔や体を触る。
「ちょ…何!?」
「夢…じゃないよね…」
「…うん。夢じゃないよ…?」
「…大好き…」
月下は宏樹の胸に飛込んだ。


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