社外情事?2〜初めての合コンといきなりの告白-15
「あぁぁっ!いいっ!気持ち、いいわ、ぁっ!」
「…やっぱり…胸、弱いん、ですね…」
喘ぐ玲に、誠司は改めて彼女は胸が弱いという事を思い知らされる。そして胸を刺激する度、誠司の肉棒を呑み込んだ淫裂が複雑にうねるという事にも気付く。
それならば――と誠司は調子にのって、腰を突き上げる責め方から乳房をしつこく揉みしだく責め方に変える。
「やっ、ちょっ…ちょっと…ひゃぅっ!胸、ばっかり…あっ!」
「…胸が気持ちいいんでしょう?でしたら、たくさん揉んであげます」
「もっ…ものには、限度、が」
むに、むに、
「ぁふぅ!…だ、だから」
ぎゅうぅっ
「ぁあんっ!胸ばっかりで」
むにむに、むにゅっ
「あっ、んぅっ!」
敢えて乳首はいじらず、ただひたすらに、丹念に乳房を揉み込む。加減によって様々な形に変わるさまが、玲の矯声と相まってなかなか面白い。
しかし誠司は乳責めに夢中になるあまり、大事な事をおろそかにしていた。そのおかげで玲は、刺激に悶えるばかりでいつまで経っても満たされない。
「あっ!…んぁ!…も、もぅっ!……誠司、君っ!」
「はい?…うわっ!」
とうとう堪えきれなくなった玲が、執拗に胸を責める誠司の手を握り、引き剥がす。同時に下腹部に力を込め、膣内に収まった誠司の陰茎をぎゅっ、と締め付けた。誠司はいきなり腕を掴まれた事と、急に膣内が自身の肉棒を締め付けてきた事の二つに対し、驚きの声を上げる。
「…誠司君…私の胸を気に入ってくれたのは嬉しいわ…」
誠司の腕を押さえ、定期的に下腹部に力を込めながら、玲は不満そうにむくれた顔をずい、と近付ける。
「でも、ちゃんと突いてくれなきゃ…いつまで経ってもイケないじゃないっ」
「…あ」
――失念していた。
「すみません……あまりにも玲さんが気持ちよさそうだったから、つい…」
「ふふっ……わかればよろしい…っ?!」
ぐちゅっ!
「ひゃぅぅっ!も、もぅっ!いきなり、ぃぃっ!」
ピストン運動がなおざりになっていた事を咎められた誠司が、慌てて腰を突き上げ、自身の怒張で玲の子宮口を叩いたのだ。当然それは膨大な刺激を玲にもたらし、瞬間的に思考が真っ白になる。
「ぁあぁぁんっ、またいきなりだなんて…っ!誠司くぅん!いたずらが、ぁっ!過ぎるわ、よぉ!」
「そっ、そんな!いたずらしようだなんて、これっぽっちも考えてません!」
更に慌てふためいて弁解する誠司。しかし、律動はそのまま。全く説得力がない。
「そ、ぅぅん!…そう、かしら…?その割に、さっきから…ぁん!…責めてる、じゃない?…んぅ!」
「えっ…いや、これは…」
痛い所をつかれたせいか、誠司の律動が勢いを失う。それを隙と見た玲は、無防備な誠司にずい、と顔を近付けた。
「…言わなくてもわかるわ」
そう言って、自身の唇を誠司のそれと重ね合わせ、こじ開けた。ねっとりと、そしてゆっくりと舌を絡ませ合う。
「んく…ちゅ……ぅ…」
そこでの主導権は玲。彼女は積極的に舌を伸ばし、誠司の唇をじっくり味わう。
「むふ…んぅ…ぷはぁっ」
そして終わりは、玲の方から。僅かに伸びた舌先の間で唾液が糸を成すが、自然に切れる前に玲が口を動かす。
「…わかるから、早く一緒にイキましょう、誠司君?」
その言葉に、誠司は黙って頷いた。手首を掴む玲の手をゆっくり剥がして、自分の手を玲の腰に回す。
すべすべした尻肉の上で、手のひらを開く。そして、大きく息を吸い込み――
…ずんっ!