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S・S的加虐性愛嗜好
【教師 官能小説】

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S・S的加虐性愛嗜好-5

「んむぅッ」
「舐めろよ」
その言葉に一瞬だけ俺を見上げるが、すぐに視線を下に落として俺の指を舐め始める。
「んぅ……ひぇんひぇ……」
人差し指から中指まで、言われてもいないのに指の付け根まで丹念に舐める。
ぞくり、と快感が俺の背筋を駆け抜けた。
先程まで俺を虐めたいなどと言って責めていた女が、今ではこれだ。
(マゾッ気があるな、こいつ)
だが、むしろその方が都合が良い。
俺が指を引き抜くと、濡れた赤い唇がちゅぷっと音を立てる。
「ん……」
呻くような喘ぎを漏らし、丸木田が身を捩った。
そんな丸木田の寛げられた胸元に俺は手を掛けて、ブラウスを乱暴に剥ぎ取る。
「あ、せんせ……」
小さな呟き。しかし抗議するでもなく制止するでもなく、丸木田は俺のなすがままにされる。
すっかり肌蹴た胸が荒い呼吸で上下する。
そっと胸の尖端を指の腹で擦ってやった。
「あッ、やッ……やあぁ」
焦らすように、そっとだ。
無論丸木田はそれが堪らないようで、潤んだ瞳で必死に俺を見つめる。
「はぁ……せんせ、もっとして……」
自らの唾液と愛液に濡れた俺の手を取り、丸木田は豊満な胸にその手を導く。
「おっぱい、揉んでぇ……」
俺は小さく笑みを浮かべると、すっと立ち上がる。

「え……」
戸惑った様子で丸木田が俺を見上げる。
俺は笑みを湛えたまま、床に落ちているネクタイを拾い上げ、どかりと椅子に腰を下ろした。
「求めるなら、それなりのことはしてもらおうか?」
足を組んで深く腰掛けた椅子がぎし、と軋んだ音を立てた。
「そうだな、まずはスタンダードに靴でも舐めてもらおうか」
「ッ」
俺の放った言葉に、丸木田が息をのむ。
流石に抵抗があるのか、どうしていいか分からないと言った様子で目を泳がせる。
「これが見えないのか? 靴とは言っても中履きだ、そんなに汚くはないだろ?」
「もっとも、便所には入るがな……」
笑いながら俺はゆらゆらとつま先を揺する。
「舐めたら、してくれるの?」
濡れた瞳が俺を見上げる。
俺は頷き、口の端を吊り上げて言ってやる。
「してやるさ。さっきのキスよりもずっと上等な快楽をくれてやる」
すると、丸木田が艶美な表情を浮かべて笑った。
俺の足元で跪き、細い指が革靴に触れる。
突き出した長い舌が、恐る恐ると言ったふうに革靴をひと舐めした。
放課後の校舎。ホルマリンの臭い漂う理科準備室。教師と生徒。
睦み合いとは違う、生々しい男女の交合。それの前戯としての靴舐め。
背徳心と嗜虐心を煽るシチュエーションに、俺の一物が硬くなる。
「んッ、はぁ……」
最初はぎこちなかったが、すぐに馴れたように丸木田の舌が俺の靴を愛撫する。
まるで肉棒を舐めているかのようだ。実際唾液に濡れててらてらとした光る革靴は、それを思い出させる。
「んん……ね、先生? もういい?」
「いいだろう、特別サービスだ」
欲しくて欲しくて堪らないと言った、欲情した表情。
俺は優しく頷くと、今の今まで丸木田の舐めていた革靴で奴の秘所を突いてやった。
「あぅ、んッ!」
「スカートを捲り上げろ」
「んはぁ、先……生ッ!」
丸木田が鳴きながら、従順に己のスカートを摘んで持ち上げる。
薄桃のショーツは既に愛液に濡れてその色を濃くしていた。


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