変態は死んでも治らない…第三章-7
好男には何の事か全く分からず戸惑っていると千鶴は完全に目が覚め、今の話は夢で昔を思い出した事の続きだということに気付き「ごめん好男、急に言ってもわからないよね、さっき急に目の前が真っ白になって昔の事が…」と夢の事などを全て話した。
「そういえば昔から大好きだったからな、今みたいな気持ちになったのは最近だけど、考えてみると好きの種類は違うけど、昔も今も僕が好きなのは千鶴だけなんだよなぁ」としみじみと好男が言った。
嬉しそうな顔で好男を見つめていた千鶴は、好男のモノが小さくなっているのに気付き、恥ずかしそうに「好男、あそこがちっちゃくなってる」とつい言ってしまった。
千鶴が意識を失った事で、不安と心配な気持ちで好男のモノは縮み上がってしまっていた。
好男は急いで両手で隠すと「千鶴の事が心配で縮んじゃったんだよ」「だって好男、急に奥まで入れるんだもん、凄く痛かったんだから」「ごめん我慢出来なくなっちゃって」「あっ別に怒って無いからね、それで…好男最後までしたの?」「えっ、一応千鶴の中に入れて一つには、なれたよ」「ううん、そういう事じゃなくて好男は気持ち良くなれたの?」「千鶴が気を失ってそれどころじゃなかったから…」「そっか、じゃあ続きやろう」「えっ、でも大丈夫?」「うん、もうちょっと優しくしてくれれば、たぶん大丈夫」
いつの間にか千鶴の方が、積極的になっていた。
さらに千鶴は「ねえ私に何かしてもらいたい事ない?」「えっ、急にどうしたの?」「好男の望む事なら何でもしてあげたいの」と優しく微笑んだ。
好男は少し考えて「じゃあ…千鶴にあそこを…舐めてほしいんだけど」と千鶴から目を逸らしながらリクエストした。
千鶴は一瞬驚いた顔になりその後困った様な顔で「あのさ、さっきも好男が私のあそこを舐めるから驚いたんだけど普通のHする間柄の人達ってお互いのあそこを舐めあったりするの?」と聞いてきた。
「他人のHなんて見た事無いから分からないけど、前に本に愛し合う者同士なら当然みたいな事が書いてあったよ。」と適当な事を言った。
すると「そ、そうなんだ、ごめんねあんまりそういう知識が無くて…じゃあ上手く出来るかわからないけど…やるね」とあっさり承諾したので好男は急いで「ちょっと待っててすぐ戻ってくるから」と部屋を出ていった。
好男のモノには千鶴の愛液や処女膜を破った時の血がついている為、千鶴が舐めやすい様にシャワーで流しタオルで下半身を拭きながら千鶴の部屋にもどった。千鶴は心配そうな顔で「どうかしたの?」と聞いてきたので「ごめん、あそこがちょっと汚れてたからシャワーで流してきた」そういってタオルを取るとすでに好男は勃起していた。
千鶴もそれに気付き「好男もう大きくなってるの、エッチ」と照れながら言った。
「だってこれから千鶴がしてくれると思うとさぁ」と言いながらベッドに横になると千鶴は「じゃいくよ」と好男の唇にかるくキスをして、覚悟を決めて亀頭をペロッと舌全体で舐めてその後全体を丁寧に舐め続けた。好男はそれだけですでに危なかったがとりあえず一発目は千鶴の口に出そうと思い「今度は全体をくわえこんで唇で挟みながら上下に動いて」千鶴がその通りにすると予想以上の快感だった。
思わず「あっ、あっ、千鶴」と声が出てしまった。
千鶴はさらに好男を気持ちよくしあげようと好男がクリトリスを舐めた時と同じ様に舌先で亀頭を素早く刺激した。
突然の予想外の口撃に好男はあっさり限界に達してしまった。
千鶴が驚いて口を離すだろうと思って射精の瞬間、頭を押さえ付けようとしたがあまりの気持ち良さに手足が硬直してしまい「千鶴、いくっ」と言っただけで大量の精子が発射された。
しかし千鶴は必死でくわえ続け口内で精子を受け止めた。
精子が出なくなるを確認して、千鶴は好男のモノから顔を離し、口の中の精子をどうすればいいかわからず困った顔で好男を見ると、放心状態から戻った好男と目が合ってしまいおもわずコクンとのどを鳴らして、全て飲み干してしまった。好男は「大丈夫?まずくなかった?吐き出してもよかったんだよ」と言うと「大丈夫だよ、あんまりおいしくはなかったけど、好男のものだと思ったら全然嫌じゃ無いの、ほら」と残りの精子を掃除するように再び好男のモノをくわえると、丁寧に舌で残った精子を舐め取った。
その精子も飲み込むと「あっ、さっきは飲む時に好男のだって思ったんだけど、今、好男のだって意識しながら飲んだらなんかおいしく感じちゃった」と言いニコッと微笑んだ。