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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館の花達〜転生花〜-8

私の膣は紅様の男根の侵入を柔らかく受けとめ、締め付けはじめた。
『くっ…凄く気持ち良い…』
紅様は笑っていたけど、余裕は無さそうだった。
ズズ…ズブ…ズズ…ズブ…男根が出入りを開始した。浅く、ゆっくりと。
しかし次第に深く、早くなり、私の最奥をノックする。
『あっ、あっ、ふっ、あっ!』
ズブ!ズチュ!ズチュ!
『く…シャナ…シャナ…』
紅様が私を抱き締める。
快感が、紅様が触れている全ての箇所から伝わってくる。
『シャナ、もう…イキそう…』
『あぅ、わ、私…もぉ!』
腕を紅様の首に回し、強く抱き締める。離れたくない…
ズチュ!ズチュ!グチュ!グチュ!
『くっ…!』
『あぁ…ひっ、はぁぅぁぁ!!』
膣の中に暖かい物を感じながら、さっきよりもさらに強い絶頂に五感の全てを支配される…


『…た…とも…』
呼ぶ声がする…
『二人…共…』
でも駄目…体がダルくて…
『シャ…ナ…さん……紅…様…』
ん…眠くて…
『シャナさん! 紅様! 起きてください!!!』
耳元で叫ばれ、無理矢理意識を覚醒させられた。
『ふ…あ、アルネさん…』
呼んだのはアルネだった。傍らに、夕食を乗せたカートがある。
『起きた? ちゃんと毛布かけて寝なさいよ。 風邪引いちゃうわよ?』
ふと、体を見ると、やっぱり全裸のままだった。
私は慌てて毛布で体を隠す。
『…上手くいったみたいね…』
『はい…アルネさん。
アルネさんは私がシャルナ様の生まれ変わりだと思いますか?』
アルネはカートに乗っているお鍋からからスープを皿に盛り付ける。
『そうね…姿はそっくりだわ…でも、性格は違うわね、シャルナ様はもっとおしとやかだったもの。』
そして小さく、私なんかよりもずっとね。と付け加えた。
『シャナさん、良いこと?
私はシャルナ様相手では勝てないと思って諦めたけど、あなた相手なら違うわよ。
喧嘩したその隙に寝取っちゃうからね!』
ビシッと私を指差しながらもそういう。
『むぅ〜、渡しません!
愛し合ってますから!』
対する私は紅様に抱きつく。
しばし見つめあった後、二人同時に笑いだした。
『愛し合ってるって良いわね…』
『アルネさんにも、きっと愛し合える相手ができますよ!』
だが、アルネは両手を挙げて、どうだかね?という表情をする。
『…くか〜』
『あ…まだ紅様寝てるのね。』
『そうみたい…ですね…』さっきからアルネといろいろと話していたのだが、その間起きる気配無しの紅様。
そんな紅様を見ていると、アルネがニヤリと笑みを浮かべた。
『シャナさん、右側お願いね♪』
そういうとアルネは紅様の左に移動して、息を吸い込む。
はは〜ん、と閃いて笑みを浮かべながら私も吸い込む…

『起きてーー!!! 紅様〜〜♪』


紅館の花達〜転生花〜完


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