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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館の花達〜転生花〜-7

近寄り、私の手を取る紅様。
『私はシャナが居なくちゃ駄目だ…』
『…好き…です。 でもイヤです…』
紅様が好き…でも代わりは嫌!私を愛して欲しい…欲張りだけど…一番になりたい…
『私は…愛しているよ。
シャナ、君を。
シャルナを愛していたからじゃない、君を愛している。今の最愛は君。』
『…今度は…悔しいです…』
紅様を抱き締める。強く強く。
『納得してません、でも許したくてしょうがないんです。
悔しいくらい、何でも許しちゃいそうです…』
紅様の話は、たぶん本当…
たぶん私は生まれ変わり… だってこんなにもあなたが好きだから…
でも生まれ変わりを愛している理由にはしたくない!
『紅様の耳と尻尾が好きです。
優しいところが好きです。』
『へっ…?』
紅様が間が抜けた顔をしている。
『その…生まれ変わりを理由にしたくないから…
生まれ変わりだからあなたを愛したんじゃありません!
紅様が…優しいから私は好きになったんです…』
…紅様は今度は笑顔になった。
そして、両腕を私の背中に回し、私を抱き締める。
『シャナのショートヘアーが好き…
シャナの明るい笑顔が好きだよ…
生まれ変わりだからじゃない、シャナだから好きになったんだ…』
強く強く…腕に力が入る。お互いの体がお互いにめり込み、一つになるくらい強く…
『…なんだか、簡単なのですね…?』
『うん…そんな感じだよ。愛し合ってる。それに二言はいらない♪』
突然紅様が私を押し、私はベットに倒れこんだ。
『紅様…?』
『…ん、なんというか、あれだよ。
限界突破。 もう我慢出来ない…』
紅様の唇が重なる。
『ン…フ…』
触れ合う唇、やがて紅様の舌が私の唇を開き、口内に入ってくる。
ちゅ…クチャ…チュ…
ざらりとした感触…歯茎の裏、舌の裏、口の中を隅々まで舐める。
『ん、シャナ、美味しい♪』
紅様の舌の気持ち良さに、離れる時無意識に舌が追ってしまい舌を出したままのだらしない格好になってしまう。
『気持ち良かった?』
軽いキスをしながら紅様が聞いてくる。私は正直に頷いた。
『服…脱ごうか?』
まず紅様が自分の服を脱ぎいだ。
目が、チラリと下を見てしまう。
…大きくなってる…
紅様はもう準備万端のようだ。
『まだ入れない、もっとシャナを感じさせてから…』
紅様の手が私の服を脱がせていく…二人共、一糸纏わぬ姿になった。
そして、紅様の手が胸に延びる。
私の小さめの乳房を包みこむように触り、力を入れていく…
『アッ…ふぁ!』
…凄い…
ゼロの時とは桁違いの快感だった。まだ少し揉まれただけなのに、私は大きな声を出していた。
『…気持ち良さそうだね… もっと良くしてあげる…』
紅様の顔が乳房に近付く…
チュパ…
『ふぁぁ!』
乳首に温かさが感じられた。ざらりとした舌の感触が敏感な突起を刺激する…
チュ…チュパ…チュゥ…
紅様はまるで赤ん坊のように乳首をしゃぶる…吸ったり、唇で挟んだり。
そして腕はもう片方の乳首をいじったりと、さらに私に快感を送る。
『ひゃ! あぅう、駄目ぇ…』
目を瞑り、快感に耐えるが言葉とは裏腹に、体は完全に紅様の愛撫に応えている。乳首が立ち、さらなる愛撫を待っている。
そして、下も…
『はぅぅ…』
『濡れてるね…』
紅様の手が割れ目を擦る。
そして乳房から感触が消えた。
何故だろうと目を開けると、紅様は私の股間を凝視していた。
『や! そ、そんなに見ないでください!』
ぼぅと顔に火がついたような恥ずかしさだ。だが、紅様は気にする様子なく私の割れ目を見ている。
『綺麗だね…』
『…そんなところ、誉めないで…ん!』
紅様の指が割れ目を押し開く。
『…ここが、良いんだよね?
こっちはどんな味かな?』
『ひっ、あぁぁぁ!』
最初は意味がわからなかったが、すぐにわかった。
紅様の舌が淫核を捉えたのだ。
口内、乳首とザラザラな舌で愛撫されたが、これが一番ザラザラ感がある。
『やぁ! ひゃめ! あぅ〜』
紅様はさらに指を膣に入れて、掻き混ぜた。強すぎる刺激から逃れようと体をくねらせるが、紅様の手がしっかりと腰を固定していて逃れられなかった。
『あぁ、あっ、ふぁあああ!』
私はあっと言う間に達してしまった…
数秒間、ピンと硬直していたが、糸が切れたようにベットに伏す。
『はぁ…はぁ…ふぅ…』
気持ち良かった…愛という調味料が入ると、ここまで違うのか…
『…シャナ、もういれて良いかな?』
紅様の男根はすでに私に照準を合わせて、最後の命令を待つ状態だった。
『…はい、来て…ください、紅様…』
『…シャナ…ありがと、いくよ…』
ズズ…ニュル!
『う…くっ……ああ!』


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