ドアの向こう-2
「何もしなくてもこんなになるなんてな。本当にエッチな子だ。さあ、どうして欲しい?また騎乗位か?」
「ううん。今日は普通にして欲しいな」
そう言うと、お姉ちゃんはベッドに仰向けになり、自分の両脚を大きく広げて、両手で支えた。
「それじゃあ、行くぞ…」
お父さんはそんなお姉ちゃんに覆い被さる。
そして、
「ん…ああ…入ってくるよお…」
お父さんがゆっくりと腰を押し進めていく。
ここからじゃよく見えないけど、挿入されたんだろう。
お父さんはお姉ちゃんの胸を揉みながら、ゆっくり腰を前後させる。
「くっ…相変わらず、とんでもない名器だな…!」
「あ、んん、は…き、気持ちいい?」
「ああ、最高だ!」
お父さんは複雑に腰の動きを変えながら、お姉ちゃんを責め立てる。
それからしばらくして、先に音をあげたのはお姉ちゃんだった。
「んぐっ、はあ!お父さん!もうだめえっ。いっちゃうよぉ!」
「そ、そうか。今日は俺も限界が早い!このままいくぞ!」
お父さんは急激に腰のスピードを上げていった。
パンパン、という音と、ベッドの軋む音がここまで聞こえる。
お姉ちゃんも限界直前なんだろう。身体をピクピクと痙攣させながら、お父さんに両手足を絡めてしがみついた。
「ああ!お父さん、いってぇ!私の中で…!」
「ぐっ、出すぞ!」
お父さんが目一杯腰を押し付けて、ブルルっと身体を震わせた。
「ああ…出てるよ…お父さんのが、私の中に…」
そう呟いた後、お姉ちゃんはお父さんと熱烈なキスを交わした。
舌を絡ませ、唾液を交換しあう、大人のキスだ。
「ん…じゅる…お父さん、大好きぃ…」
「俺もだよ、綾…」
もう戻ろう…
いけないものを見てしまった。そういう自覚はあるものの、気付けば僕も射精をしていた…
そして、二人の知らない所で弟、優がその場を去った後…
「さっきの伊東さんの話なんだが、実は具体的な話までいっててな。明日か明後日に会いたいそうだ。空いてるか?」
「明日は一日中用事があるから無理かな。明後日ならいいよ。」
「何だ、明日はどこの男の所へ行くんだ?」
「へへ〜。内緒っ」
「まあいい。それじゃ明後日は頼むぞ」
「は〜い。ねえ、それよりもいっかいしようよ」
「フフ…いいだろう…」
「あっ…ん…気持ちいいよぉ…」