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ヴァンパイアプリンス
【ファンタジー 官能小説】

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ヴァンパイアプリンス8-3

「ねぇ…宏樹」
「ん…ッ」
「ちょっとエロい気分になってきちゃった…」
月下は妖しく笑って宏樹の眼鏡を外す。
―チュッ
唇にソフトキスを落とした。
カップルシートのため、月下は宏樹に寄りたい放題。
「ん…」
ソフトキスからディープなキスへ。
とうとう月下は宏樹の膝に跨がって、唇を啄み始めた。
「…ふッ…」
「宏樹…可愛い…」
月下は宏樹の髪を弄りながら耳元で囁いた。
「可愛いって言われても嬉しくな…んッ」
BGMは女の喘ぎ声。映画は佳境のようだ。
「ね…宏樹」
月下は宏樹の首に腕を回す。
「宏樹が欲しくて…身体が熱いの…」
「…ッ」
「ホテル行こ…」
「…かなわないなぁ」
「ふふッ」
宏樹は苦笑して、月下の手を取り、劇場を後にした。

―…
「ッん」
月下はホテルの扉を閉めながら、宏樹にキスを落とした。
バサッと荷物が床に落ちたが、もう気にしない。
「月下…シャワーは…?」
「も…後でいい…」
月下は宏樹の首筋に舌を這わせながら、宏樹の着ている物を脱がせていく。
「…ッ月下…何して…」
月下は宏樹にひざまづき、ベルトに手をかけた。
「いつも気持ちよくしてもらってるお礼。今日はあたしが気持ちよくしてあげたいの。」
「月下…」
「いいでしょ…?」
宏樹はドアに身体を預けた。
「いいのかなぁ…」
「ふふ、宏樹のココこんなにしちゃったのあたしでしょ?」
「まぁ…そうだけど」
月下はトランクスを下げ、宏樹自身を優しく触れた。
「…我慢してた?」
「ッ…相当ね」
月下は真っ赤な舌を出して、先をちろちろ舐め始めた。
「ん…ッ」
宏樹は月下の髪を撫でながら、快感に目を閉じる。
「う…ぁッいい…」
「んッ…」
月下の舌がつつっ…ッと裏側を走る。
わざとだろうか…
ちゅっちゅっと音を立てて、月下は宏樹を攻め立てる。
「わざ…と?」
「何が…?」
月下は未だ音を立てながら宏樹自身にキスを落とす。
「ッ…そ…の、音を立てながら…さ」
「さぁね…ッ」
月下は宏樹を口に含んだ。
口をすぼめて、中で舌をちろちろと動かす。
「ど…こでッ覚えてくるのさ…ッ」
「ひゅいひゃんひょひぇんひゅうひひぇひゅ…(結ちゃんと研究してる)」
「ッあッ…喋んないでッ出ちゃッ…」
「ひゃひひぇひぃひぃひょ …(出していいよ)」
「ッゴメン…ッあぁッ」
「んくッ…」
宏樹は月下の口の中に白濁を流し込んだ。
「気持ちよかった?」
「〜〜〜…うん…」
月下はひざまづいたまま尋ねる。
「良かった…」
宏樹はどうしようもなく月下が愛しいと思った。
「月下…」
「きゃっ」
宏樹は月下を腕の中におさめ、そのままお姫様抱っこでベッドに降ろした。
「…こんなに俺の事攻めて…もう容赦しないよ?」
「…うん。めちゃくちゃにして…」
2人は顔を合わせて笑い、口づけを交わす。そして、そのままベッドへと沈んだ。


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