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玲菜が奴隷にされた日
【鬼畜 官能小説】

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玲菜が奴隷にされた日-3

―――――少女が監禁されてから数週間が経った。夜の仕事など仕事時間の違う三人が交代で監視しているので少女は逃げることなど不可能だった。そして、少女は逃げようという考えをいつしか捨て去ってしまっていた。



一ヶ月が過ぎた頃、鬼塚は上木を呼び出した。
上木が部屋に入ると、鬼塚と男が座っていた。その後ろには全裸の少女が正座していた。一目見ただけで虐待されているのがわかるくらいに、全身痣だらけで、胸や太腿や尻には内出血で紫色の痣ができている。
「鬼塚様の性処理奴隷女です。」
そう言った口には歯がなかった。背中には何十ヶ所もタバコを押し付けられた跡があった。
「よく来たな。最近飼い始めたんだ。」
少女の恥丘の周りは焼けただれ、陰毛も無くなっていた。
「あいさつは?」
鬼塚に言われて少女は今まで幾度と言わされてきたであろうセリフを言い始めた。
「私は皆さんの玩具です。便器にもテーブルにも穴にもなります。どんなことでもお申しつけ下さい。ご主人様には毎日気持ちよくして頂き、感じまくっています。そのお返しにお客様にも精一杯奉仕いたします。」
―――――その後、上木を含めた全員で次の日の朝まで少女を責め続けた。




―――数ヶ月が過ぎた。少女は逃げるどころか心から鬼塚に服従してしまっていた。この時期になると、最初から来ていた仲間も飽きてきて、段々と部屋に足を運ばなくなり、ついにはそのまま来なくなり、連絡もとれなくなっていた。
「俺のそばに居てくれるのはお前だけだ。」
「...はい、ご主人様」
この頃になると、二人には妙な信頼関係ができていた。

親を知らず、愛を知らない男が。
幼い頃に父親にイタズラされ人間不信に陥り、友達もできずに孤立していた少女が。
お互いに求めていたものは同じだった。


二人にはいつしか歪んだ愛情が芽生えていた。


―――半年程して、再び上木が鬼塚の家を訪ねたとき、ご主人様と奴隷・犯罪者と被害者、という関係ではあるが、二人はまるで夫婦のように幸せにみえた。


―――そしてそれは上木にも影響を与えた。
その夜、上木は初穂と玲菜の家に三年ぶりに現れた。そう、初穂の幸せそうな家庭が崩壊した夜だ。

鬼塚と少女。そう、その少女とは現在の鬼塚の女である。二人の関係は監禁から始まった。が、それまで一度も愛を得られなかったふたりは、歪んではいるものの、そうしてお互い初めて愛を得ることができたのだった。他人が見れば狂っているかもしれない。だが、二人にとってそれは誰よりも深い愛情なのだ。

鬼塚が施設を運営する数年前のことである。


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