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玲菜が奴隷にされた日
【鬼畜 官能小説】

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命の値段-1

「お前にはおいしいコーヒーを買ってきてやるよ。玲菜は何がいい?きれいなアクセサリーを買ってきてやろうか?」
玲菜がうれしそうに笑う。
「ゆっくりしてろよ!骨休みだ。」
成田空港の搭乗口で、小学校高学年の少女とその母親の二人に見送られている姿は、まるで幸せそうな家族のようだった。上木は搭乗時刻ぎりぎりだったため、急いで飛行機に乗り込んだ。
目的地は南米の亡国。買春のために二週間の旅行をすることにしたのだった。以前はT国やFなど東南アジアで盛んだった少女売春だが、取り締まりの強化などで今は南米のB国などの方が楽にできるらしい。インフレで治安が乱れ、犯罪も増えているが、売春する者も増えているのだ。
悪友の話を参考に上木はB国へ飛んだのだった。上木は仕事もしていないため、暇な時間を利用して外国語の勉強をして、日常会話ならできるレベルになっていた。だまされたりしないためにだ。それにくわえ加えて、淫語はスラング、方言、ナマリまで抑えてきた。

空港を出ると【Mr.ウエキ】と書いた紙を持った男が立っていた。悪友が現地の知り合い(もちろん裏の仕事をしている)にあらかじめ連絡しておいてくれたのだった。
『私が上木だ』
「はぁい!ウエキさん。よーこそ!」
小太りな中年は片言でしゃべりだした。
「なんだ、あんた日本語話せるの?」
「すこしね。わたしがあんないします」
男に連れられて駐車場に向かう。車に乗り、男に任せることにして上木は男から説明を受けた。
「わたしはチャーリーね。これからわたしたちがしょゆうしているいえいきます。いえ、だれもいないからあなたはそこですごしてくだサイ。わたしはウエキのちゅうもんどおりしごとこなしマス。でんわしてくれればいい。.........」
説明を聞いている間に車は郊外の一軒家についた。
「とりあえず、どうする?girl?おさけとたべものはいえにあるから」
チャーリーは上木に家の鍵を渡し、車から顔だけ出して聞いてきた。
「まず女かな」
「どんな女がいい?」
「姉妹がいいな」
「What?」
「わからねえのかよ」
『姉妹がいい!十代のな!』
上木が現地の言葉で言うとチャーリーは理解できたようで
「OK!つれてくるよ。」
「ぶっそうだからかぎをかけておいて」
そう付け加えるとチャーリーは車を走らせていった。
上木は家に入り荷物を置くと家をひととおり見て周り、リビングのソファーに腰をおろした。(たぶん悪友もここに滞在していたんだろうな)そう考えると上木は妙な笑いがこみ上げてきた。
「あいつと俺、どっちが鬼畜か!日本に帰ってからもいい酒のネタになりそうだ。はぁっはっはっは〜!」
そう言って上木はウイスキーのボトルを取り出し、グラスに注ぐと一気に飲み干した。


2時間程して、玄関前に車が横付けされた。
キンコーン!キンコーン!
玄関のチャイムが鳴り響く。
「メインディッシュのおでましか」
上木は玄関へ急いだ。
「またせたね。ほんもののきょうだいよ。リサ、ミシェル、そしてこの子はははおやはちがうけど、ちちおやはおなじのマーシャ。代金は・・・」
チャーリーの説明をひととおり聞き、金を払うと、チャーリーは用があれば電話してくれと言って帰っていった。
 上木はリビングのソファーに腰掛けると、前に少女達を一列に並ばせた。(こいつら日本語通じないんだよな。めんどくせいなぁ…)
『おいっ、順番に自己紹介しろ!聞き取りやすいようにゆっくりな』
上木の言葉を聞いて、三人は顔を見合わせた。そして一番大きい少女がまずは口を開いた。
『リサ。13歳で、長女です。』
二番目の少女が続いて答えた
『ミシェル、11歳です。』
ミシェルは上木を怯えるような目で見ていた。
『……』
一番小さな、いや本当に押さない少女はモジモジしたままだまっている。その様子を見てリサが代わりに紹介した。


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