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恋色
【青春 恋愛小説】

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恋色B-3

「佐倉さんって蒼太と一緒の中学?」

急に話をふられてビックリした

「う うん一緒だよ
小学校からずっと一緒なの」

「ふ〜ん だからそんな仲良いんだ…」

「そりゃあ10年も一緒にいたら仲良くもなるよな」

しょうがないといった感じで蒼太が言う

━そういえば蒼太とは10年も一緒にいる
私にとってはもう何でも話せる兄弟みたいな感じ
でも松永くんを好きっていうのは言ってない

蒼太と松永くんて仲良いし
知られるのが何か恥ずかしいんだよね


班長会議の間はずっと喋ってた
私は蒼太と松永くんの話を聞いて笑ってるのがほとんどだったけど
松永くんとこんなにいっぱい話せたのは初めてで
本当に幸せでした



(終)続く…


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