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恋色
【青春 恋愛小説】

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恋色B-2

「え……苺?」

思わず適当に答えた

「苺は御姫様だろ」

「…そうなの?てゆうか何なの急に」

「弟が果物の王様は葡萄って言っててさ
でも俺はパイナップルだと思うんだよね
だから佐倉の意見が聞きたくて」

昶くんって時々突拍子も無い事をいう
しかもすごく真面目な顔で

「そうなんだ
今日は静かだなって思ってたらそんな事考えてたの?」

「うん
考え出したら止まらなくてさ〜」

私達のやりとりを見て舞ちゃんがクスクス笑いだした

私もそんな昶くんが可笑しくて可愛くて笑ってしまった


これはいつもの光景
私と昶くんと舞ちゃんは
いっつも授業中くだらない話をしては先生に怒られてる

私はそんな時間が楽しくてしょうがない
そしてとても心地良い



楽しい時間も終わって今は放課後
班長会議です…
私は指定の教室に入って
はしっこの席に座りぼ〜っとしてる


「よいしょ」
私の前の席に誰かが大きい音をたてて座った

「立候補?」
蒼太だ

「違うよジャンケンで負けたの」

立候補なんてするわけないじゃん

「俺なんて寝てる間にユミに勝手に決められてさ〜」
「ははは
ユミらしいね」

そういえばユミと蒼太は同じ班だった

そんな事を話してるうちに先生が入って来て出欠をとりだした

「おい3班の班長はまだか?
3班の班長は━━松永!またあいつか…」

ドキっとした
松永くんも班長なんだ


すると松永くんが教室に入って来た
先生に少し怒られてるけど
とくに悪びれた様子もなく蒼太の隣に座った
…という事は私の斜め前

「2人とも班長だったんなら誘ってよ〜
また怒られたじゃん」

「知るかよそんなの
てか何で比呂が班長なんだ?絶対向いてないだろ」

私もそう思う

どうやら松永くんもジャンケンで負けたらしい


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