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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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高嶋謙也の遺伝子-3

「麻薬の出所は分かってたの?」
「いえ。保管場所は分かってました。私が管理してたので。でもそれがどこから調達されてくるのかまでは分からなかったし、あまり気にしませんでした。永妻がどこからか手に入れて来た麻薬を私が決まった物件に運んで保管してました。保管する物件は定期的に変えて、もし踏み込まれても分かりづらいように。」
「今はどこにあるの?」
「最近まで城南の物件に保管してましたが、先日支店に持って来いと言う指示があり、まとめて支店に送りました。」
「自分で持って行ったの?」
「いえ、支店長が配送業者を手配して私が引き渡しました。」
「どこの業者?シロネコ?左川?」
「いや…違います。確か島川運輸って名前だったと思います。」
マギーはすぐに捜査員に、麻薬が保管されていたと言うアバンテ城南の物件と、島川運輸と言う業者を調べるように電話をかける。同時にその引き渡しの時間の、周辺に設置してある防犯カメラを調べるよう指示を出した。
「私、もしかしたら昨日の爆発はその麻薬の隠滅をはかったのかと思ったんです。でも永妻がその爆発で死んだと聞き、狙われたんじゃないかって…。もしかしたら私もと思ったら怖くなって…」
「そのつもりならあなたも一緒に始末してたわ?あなたが眠らされたのはきっとその場に行かせない工作。昨日爆発を仕掛けた犯人はあなたの命を守る何かしらの意図があったはず。」
「何らかの意図…?」
「ええ。それが何なのかは今から調べる必要があるけどね。暫くの間、あなたの身柄を拘束します。その方があなたにとってもいいでしょ?」
「はい。もう表に出るのが怖いです。」
「分かりました、手配します。では少しお待ちを。」
マギーは一旦取調室を出て若菜らのいる隣の監視室に入る。
「嘘は言ってないようね?」
若菜がマギーに言う。
「と思います。元々そんなに悪い人間じゃないと思います。取調べした感覚は昔と同じく素直な感じでした。」
「そうね。永妻に感化されたんでしょうね。人間間違った道を進むと自分を見失うもの。彼女はその道が間違っていた事に気付いたようだからまだ救いようがあるわ。知ってる事は供述してくれるでしょ。マギー、このまま取調べを続けて何か手掛かりを見つけて。」
「はい、分かりました。」
マギーは再び取締室に戻る。


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