結奈の観察-1
教室どころか完全に世界の時間が止まっている。
動いているのは僕ただ一人だ。
そして僕は止まっている結奈に近づいた。
ちょっと待て・・・これ時間が止まっているだけで、意識はどうなんだ?
結奈には近づく俺が見えているのか?
『安心しろ、意識も止まっている』
マジか・・・
これ信用して良いのだろうか。
もし意識があったらとんでもないことになるぞ・・・
その後、僕は友達を相手に試してみた。
目の前で変顔をしたり、バカなことを言ってみたり。
何度か繰り返してみたが、確かに誰も分かっていない。
ゴッドの言っていることは本当だった。
結奈の前に立つと、心臓がバクバクしてきた。
可愛い・・・
訳がわからないぐらいに可愛い・・・
なんなんだこの可愛さは・・・
あの・・・触っても意識ないんですか?
『何をしても問題ない』
な・・・何をしても?
ゴクッと喉が鳴る音が響き渡った。
椅子に座っている結奈をこちらに向けると、まずは眺めた。
これだけでも感動だ。
少し眺めていると、やっぱり視線は結奈の下半身へ行ってしまう。
ミニスカートから露出される色白の美脚。
気がつくと手を震わせながら、結奈の太股に触れていた。
や・・・やわらかい・・・
その感動と同時に、強烈な興奮の波が体を支配した。
結奈・・・ちょっとごめん・・・
僕は結奈のスカートを摘むと、おそるおそるめくり上げた。
その先に結奈の白いパンティーが見えた。
理性が吹っ飛びそうになった。
これって体を動かしても大丈夫なのかな・・・
『問題ない』
即答だ。
って言うか、何で俺の考えてることわかるんだこの人・・・
いや、人じゃないか・・・
『余計なことは考えなくて良い』
ゴッドの言う通りにしよう。
下手に疑ってこの力を無くされては困る・・・