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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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ピロートーク-3

 長い性愛の頂上から徐々に降りてきながら、奈岐はそんなことを思いながら心地よい亮とのピロートークを続けた。
 身体の相性が良い二人の間でいつまでもピロートークが続いた。亮はそうしているうちにお互いがまたセックスしたがっていることに気付き始めた。このまままたもう一回戦したかった。奈岐の方もまんざらではなかろう。
しかし、このまま続ければそれこそ制御がきかなくなってしまう。それを亮は恐れた。いつか、そういうチャットをするにしても、今日はこのくらいにしておこう、と思った。
「なぎちゃん、話をいつまでもしていたいし、もう一回戦なぎちゃんの身体を満喫したいのはやまやまなんだけど、また今度に楽しみをとっておこうか」
「うん、そうね、また逢いたいわ、ほんとすぐにでも」
 奈岐は、話をしていても愉しい亮という男がこの先の人生で巡り合うことが出来そうにない男に思えた。手放してはいけない、この人のそばにいたい。そのことの約束を取り付けたかった。
「必ずメールで連絡するよ、待っててね。是非また近いうちになぎちゃんとデートしたい。お願いします」
「こちらこそ、わたしもりょうさんとまたデートしたい。メールをします!」
「ありがとう、そう言ってもらえてぼくも仕合せです」
「わたしも」
 奈岐はまた必ず逢おう、メールでこの人を惹き付けよう、と思った。
「じゃあね、旦那さんに中出ししてもらうの忘れちゃだめだよ、大変なことになるかもしれないから、は、ははは(笑)」
「うん、中出しさせる、そうしないと赤ちゃんできたときの証拠のためにね(笑)」
「そうそう、そう、頼むよ(笑)」
「りょうさん、身体には気を付けて、寒いときだから風邪など惹かないように」
「ありがと、なぎちゃんも身体を大事にするんだよ、妊娠してるかもしれないから(笑)」
「はい、わかりました(笑)」
 二人ともが相手の本気度を確かめ合うようなピロートークだった。


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