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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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麻衣ちゃん幸恵ちゃん・19歳うぶっ子の生膣臭-1


 麻衣ちゃんに続いて狭い玄関を入る。小さく前へならえ、をしたら背中で突き指しそうなほどの距離に立ってパンプスを脱いでいる麻衣ちゃんの髪の匂いや甘い体臭がぷん、と鼻腔に届く。その麻衣ちゃんの先、すでにスニーカーを脱いで形ばかりのキッチンの横で緊張した面持ちで麻衣ちゃんと俺を見ている幸恵ちゃんの麻衣ちゃんよりももっと甘く強い体臭も、もともとこの部屋にこもっていた女の子の匂い、この部屋の住人の幸恵ちゃんの生活体臭と一緒に混じって嗅覚に伝わってくる。嗅粘膜が感知した、麻衣ちゃんと幸恵ちゃんが分泌する処女の身体の匂いが、勃起中枢に直結して骨盤内臓神経の勃起神経を強く刺激する。
 どこかで期待はしていたけれど、まさかこんなにスムーズに事が運ぶとは思わなかった。他人の耳を気にしなくて済む場所なら、それこそ昨夜みたいなカラオケルームなんかも候補に入る。けど、場所を変えようと提案した時点で俺は、こういう流れになる可能性にもどこか期待をかけていた。幸恵ちゃんが一人暮らしかどうかはわからなかったけれど、もしそうなら幸恵ちゃんにとっても麻衣ちゃんにとっても無防備になりやすい環境のほうが話がしやすいだろうし大学生だからあんまりむやみにお金もかけたくないだろうし。
 モスバーガーを出て左へ行き、すぐ先の100円ショップの角を入って3〜4軒過ぎた白いアパートの階段を上る間、後ろから見ても麻衣ちゃんと幸恵ちゃんがこの上なく緊張しているのがわかった。麻衣ちゃんは相変わらず肩が上がっているし、幸恵ちゃんの背中は手で押したらばりばりと砕け散るんじゃないかと思うくらいに強張っている。モスの店内での俺の提案に、あ、あの、私の家ここから近いので、と咳き込むように言ってからずっと無口なままの幸恵ちゃんからは、けれど甘くどこか幼い体臭がふんわりと漂ってきている。
 部屋に上がった二人はオパールグレイのシーツが敷かれたベッドの脇に所在なさげに立っている。幸恵ちゃんの体臭が凝縮されたようなワンルームは琴美や綾菜ちゃんの部屋と比べると「女性っぽさ」が薄いように見える。ごくごく基礎的な化粧水やリップが数本並んでいるだけのメイクテーブル。小6の綾菜ちゃんのほうがよっぽどカラフルな服を着てるんじゃないかと感じさせる、地味な色合いのアウターが並んだハンガーラック。
 俺は二人の前にしゃがみ込み、今日何度目かわからない咳払いをした。目線の正面に二人のスカートの裾とそこから下へ伸びる足が見える。うっすらと産毛が生えている麻衣ちゃんの脛。むっちりとしたふくらはぎが正面からでもわかる幸恵ちゃんの下腿部。黒のチノパンの中で俺の仮性包茎は先端からカウパー腺液を漏らしながら射精衝動を必死でこらえている。もう、なにかのはずみでノーハンド射精する寸前の状態だ。

「ま、まあ、とりあえず座ろっか」

 落ち着いたふりを装っても声のキーは半音上がる。それを笑う余裕もなさそうな二人が並んでベッドに腰掛ける。幸恵ちゃんのひざ小僧の間から薄青色のショーツがちらりと覗く。

「で、その、さっきの続きだけど……好きな人ができたとしても、その人が自分のことを好きになってくれるかどうか、って話」

 はい、と、幸恵ちゃんが小さくうなずく。

「それはもう、なんていうか運命だから、実際どうなるかは好きになってみないとわからないよね。確率は五分五分だし……だから、まずは誰かを好きになってみる、好きになったら自分がどうしたいかに素直になってみる、っていうのでいいんじゃないかと思うんだけど……」

 幸恵ちゃんのショーツと麻衣ちゃんのかわいらしいふくらはぎをほぼ正面の至近距離に捉えた俺の網膜は、もしかしたら傍目にはそれらを「凝視」しているようにしか見えなかったかもしれない。だけど二人の瞳は俺の表情を見る余裕もなく、伏し目がちでときどき小さくまたたいている。
「うん、大丈夫だよ。その…実際、二人ともかわいいし、さ」

 さわやかな笑顔で言い切りたかったけれども頬が引きつっているのが自分でもわかる。歯の浮くようなセリフって役者を選ぶな。
 そのぎこちない俺の様子を笑ってくれればいっそ楽なんだけれど、幸恵ちゃんも麻衣ちゃんも相変わらず硬い表情のままだ。幸恵ちゃんは身体に力がまた入ってしまったのか、いつのまにか膝がぴたっと閉じてそのひざ小僧の上で両手を小さく握りしめている。薄青色のショーツはその丸くなめらかなひざ小僧の間に見えなくなったけれど、おかげで俺の射精へのカウントダウンはいったん停止してくれている。麻衣ちゃんは両手で太もものあたりをぎゅっ、と掴むようにして、モスバーガーからずっと上がりっぱなしなんじゃないかと思うほど肩にめいいっぱい力を入れてうつむいている。
 その麻衣ちゃんが、ふっ、と、顔を上げた。思い詰めたような表情。きゅ、と閉じられていた唇が軽く震えながら開く。女の子が口を開くと反射的にそこにピンポイントで焦点を合わせる俺の目に、上唇と下唇との間を結ぶ唾液は映らない。

「あ、あの……か、かわいい、って、ほんとうですか……」

 そう言いながらまたゆっくりとうつむいていく麻衣ちゃんの首筋に赤みが差し、太ももの上の両手がさらに固く結ばれていくのがわかる。

「う、うん、麻衣ちゃんも幸恵ちゃんも、俺的にはすっごくかわいいよ、だから……」

「……エッチな気持ち、にも、なりますか……」


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