睦夫との別れー1-3
その愛撫は一時間が続いたのだろう、奈岐は逝きそうになるのを睦夫に何回も止められて、もういつでも逝けそうな状態になっていた。睦夫がゴムを取り出し、奈岐に渡すと奈岐は再度口で二度目のゴムキャッピングを睦夫の大きく硬い陰茎に施した。
奈岐は本当は生で入れてもらいたかった。夫の啓介のモノしか奈岐の中に生で入ってきたものは無かった。でも今の奈岐には、睦夫のモノが欲しかった。啓介のセックスは今毎週受け入れてはいても、啓介相手の最中でもいつもに思い出しているのは最高の快感を齎してくれる睦夫のモノだった。
これまでも「今日は安全日です」と言ってみたことがあったが、でも睦夫はいつもゴムをつけてくれた。そこに睦夫の紳士が顕われていて奈岐はいつも愛おしかった。
睦夫のモノが再び奈岐の膣口に入ってきた。ゆっくりと亀頭を出し入れし、大きく張った亀頭のカリを奈岐の膣口に絡めて出し入れしていた。奈岐はこのことを十分に繰り返してくれる睦夫にいつも感謝していた。奈岐のしてほしい、好きなことをちゃんと覚えていて必ず心ゆくまで繰り返してくれる。
奈岐は睦夫の愛に満たされ、快感に酔い、よがり声をこらえながら上げていた。
そして睦夫は奈岐が逝きそうになったので、膣口への動きを止めて、奈岐の膣の奥へと陰茎を押し込んでいった。奈岐は、
「ううーーーっ、ふうーーーっ、あん、、ああ〜ん」
と満足のよがり声を上げた。
睦夫は、奥へのピストンをゆっくりと強く奈岐の膣へねじ込むようにして奈岐に快感を齎そうとしていた。奈岐はねじ込むような陰茎の動きに合わせて腰を微妙に動かし膣の気持のいいところに当たるようにして快感を味わっていった。お互いの性への配慮が二人に深い快感を齎していた。
睦夫はまた奈岐が逝きそうになったことを悟り、動きを止めた。そして、奈岐の左足のひざを折り前にもってきて奈岐の右足を跨いで、奈岐の上げた左足の臀部の下からそそり立ったモノを突き上げた。すぐに思い切り突きあげたので奈岐はまた逝きそうになって、
「むつ、お、さ〜ん、、、、逝く逝く逝くウう―――」
と言った。睦夫は、
「我慢しなさい」
と強めの口調で言うと、奈岐は喘ぎながら可愛く、
「はい、、、、」
と言った。睦夫はその可愛さに出てしまいそうになった。
「ああああ〜、、、、、」
が、「我慢しなさい」と言っておいて自分が出すわけにはいかない。必死でこらえ、少しづつ定常モードに戻していった。事なきを得て良かった。
ゆっくりとそして時に早く、を睦夫は繰り返していった。しばらく続けた後、早く強くピストンに切り替えた。奈岐は、頂点への道をよがっていった。
睦夫も二度目の頂点が近くなってきていた。この体位で奈岐を逝く寸前まで追い込み、そそり立つモノを奈岐の膣から抜いた。
そして睦夫は奈岐をバックの体制にして、奈岐のお尻を股間で激しく突き出した。
「奈岐ちゃん、バックで一緒に逝こう!
僕はもう我慢しないよ、奈岐ちゃんを思い切り突き続けるから、奈岐ちゃんも一緒に逝くんだよ、いいね」
「アンあん、アンアンああ〜、あんあん、逝くウう、、、睦夫さ〜ん、もっと、、、、突いて!!」
奈岐は睦夫には答えずひたすら快感をむさぼっていた。
「奈岐ちゃん、逝くよ、もう逝くからね!」
と睦夫が言い、奈岐はお尻を突き出した格好で顔をだらりと下げてひたすら喘いでいた。
「逝くよ!!!」
「逝くウーーー、むつ、おさ〜ん、逝く逝く逝くウ!!!!」
二人は同時に二度目の射精の時を楽しんだ。