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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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睦夫との別れー2-1

 すでに時計は11時をまわっていた。
 奈岐は果てた後の睦夫をちらっと見て、シャワーへと急いだ。自分の唾液、愛液、汗、そして睦夫の唾液が奈岐の性感帯にまとわりついた身体を急いで洗い流さなければならない。奈岐は急いだ。そして汗のこびりついた髪の毛を慌てて軽くシャンプーしてタオルで拭き、ドライヤーで乾かし慌てて髪型を整えた。
 ベッドに置いた服を着終わったときには、すでに11時半を回っていた。
 奈岐は、急いで睦夫の頬にキスをして、
「じゃあ、さよなら、、、、、またね」
と言い、部屋を出た。
廊下を走るように抜け、エレベーターで一階に降りホテルの玄関のタクシーに急いで飛び乗った。

 帰宅して鍵を開けると、啓介が慌てて出てきた。
「なんで連絡もなしにこんなに遅くなるの?」
と咎めるように詰問した。
「ごめんなさい、取引先とのお付き合いで断れなくて」
「電話くらいできるだろう、、、、」
「はい、すみません」
と言って、そのままやり過ごし、寝室に着替えに行った。
 啓介は、何かを感じていた。奈岐の首筋に一本の髪の毛が濡れて張り付いていた。今日は寒い日だったので、汗で濡れることはないはずだった。
 啓介は、寝室で下着姿になっていた奈岐を押し倒した。そして下着を剥ぎ取り、乳房にむしゃぶりついていった。その乳首はやはり以前と違っていた。ショーツも剥ぎ取り、そそり立ったモノを入れようとしていた。奈岐はされるがままにされるしかなかった。ここで拒絶は出来なかった。
「啓介、嬉しいわ」
と女がつく最高によこしまな嘘をついた。
 
 啓介のピストンが始まっていた。奈岐はそういう意味では十分すぎる準備運動をしてきていた、濡れと感度は十分だった。
「あんあんああん、、、あ〜あん、あんあんあん〜あああ、あん、、、、」
「奈岐、浮気してるんじゃないだろうね?」
 ピストンの最中に啓介はダイレクトすぎる言葉を放った。奈岐は首を二度三度と振った。ウソだった。
啓介は一段とピストンをはやく強くして奈岐の股間を突き続けた。
「あん、、、、ああ〜んああん、、、あ〜あん、あんあん、、、、あん〜あああ、あん、、、、」
 奈岐はさっきとは違う陰茎で逝かされようとしていた。
「あん、、、、ああ〜んあんあんあんあん、、、あんああああ〜あん、あんあん、、、、あん〜あああ、あん、、、、」
 啓介は奈岐の感度が明らかに大きく増していることを自覚した。そしてピストンを一層激しくした。
「あんあんあんあん、、、、、あんあん、、、、ああ〜ん、、、、、逝くウ、、、、ああん、、、あ〜あん、あんあんあん〜あああ、あん、、、、」
啓介は疑いを濃くしながらも奈岐の感度の高さに陰茎が興奮しきって、奈岐の微小突起の林立した膣壁から得られる快感に徐々に我慢が出来なくなっていった。もう浮気どころではなかった、奈岐を愛していた。

 啓介はもう限界に来ていた、奈岐に、
「逝くよ、いいね、逝くよ!!」
 奈岐も今日前戯を合わせて四度目の頂点だった。
「中に出して!啓介!なかに!!逝く逝く逝くウうーーー」
 奈岐は啓介に出してほしかった。啓介にここで子宮の中に出してもらえればやり直せると思った。
「中に出してえ――!!」
と叫んだ。
 啓介は心底出したい欲望に染まっていた。最後のピストンに掛かっていた。
 しかし、、、、、、
 啓介はやはり寸前で外に抜き出して、奈岐のお腹の上にドぴゅどぴゅドピュー――とほとばしる精液を放出していた。奈岐は手を添えてしごいてやったが、どこか空しいものが胸に残った。
 奈岐は精液をティッシュで拭い、果てて横になった啓介のそばに行き、それでも奈岐は果てた啓介を抱いて頬にキスした。夫婦だった。

 啓介に疑いをもたれたことは間違いなかった。もちろん別れることは一切考えなかった。奈岐と啓介は夫婦だった。
 その晩から奈岐は考え続けた。
 そして、出した結論が、次回を最後に睦夫と別れようということだった。

 啓介はそれから週に二回は奈岐を抱いた。奈岐は仕合せだった。啓介に抱かれる喜びを取り戻したようだった。
 抱かれるたびに最後に「中に出して!」と心からの叫びを続けたが、それでも啓介は外に放出し続けた。奈岐にはそれだけが心にぽっかりとあく空洞になっていた。


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