BABIES-5
「こんな事して…、何の意味があるの!?」
「オマエは上玉だ、特別に教えてやろう。俺は必ず総理大臣にまで昇りつめる。その暁にはな、俺はの遺伝子を継ぐ者を各大臣に配置して磐石の内閣を作るんだ。内閣だけではない、各省庁、大企業、全て自分の可愛い可愛い子供達に重要ポストにつかせ、高嶋謙也チルドレンによる高嶋謙也大日本帝国を築き上げるのだ。私はこの日本を完全に制圧し、完璧な王になる。」
決して冗談で言ってるようには見えなかった。
「…何を言ってるの…?私には分からない…」
あまりに妄想が過ぎる事を何の曇りもなく言い放つ謙也の頭を疑う。
「分からないか…。分からないだろうなぁ。ククク。俺は昔な、大金を強奪した事があるんだ。だが逮捕されず時効を迎えた時、世の中はちょろい、自分の思い通りになると確信したんだ。俺は自信に漲っている。立ち上げた目立を世界屈指の企業に育て上げ、そして県知事にまで昇りつめた。この手腕で今度は総理大臣を狙える立場にまでなった。そして必ず総理大臣に昇り詰める。俺は自分を神なんじゃないかと思う時がある。神なら何でも創造出来る。私の遺伝子を持つ者に支えられ、まさに国王になろうとしている。オマエだって子供の輝かしい未来が約束されるんだ。母親としてこんな幸せな事はないだろう?」
「幸せ…?意味が分からない…」
「まぁ平気で不倫できるような女にはそれが分かるまで時間がかかるだろうよ。だが子供がもし大蔵大臣になった時、俺の今の言葉の意味がようやく分かるはずだ。」
「分からない…!分からない、分からない!!」
謙也の頭を疑った。そして謙也の思想がどこか宗教めいているように思え、不気味な渦に巻き込まれるような気がして怖くなった。
「まぁとにかく早く妊娠しろ。」
謙也が体を起こすと、萎えたペニスが膣から抜けた。そして間もなく明穂の膣から精子がドロッと垂れ落ちる。
「フフフ、溢れんばかりに精子が出たようだ。三億匹の中、オマエに受精する優秀な精子はどれなんだろうなぁ。」
謙也は中指を膣に突っ込み、ゆっくりと掻き回す。
「ああん…」
「ククク、何を感じてるんだよ。そうだ、まだイッてないよな?指マンでイカせてやるよ。」
「い、嫌!止めて!!」
「ククク!」
「嫌…!あっ、あっ…、ああんっっ!!」
謙也の、精子を膣に塗り込むような指マンで明穂はエクスタシーに達してしまうのであった。