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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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消えた西進不動産-5

「えっ!?そ、そんな…。華英…!」
連絡を受けたマギーはすぐに華英に電話をした。
「はい…」
華英が電話に出るなりマギーは間髪入れずに言った。
「華英…!?華英…!?」
「うん、私。」
「良かったー…。生きてて…」
「何とか助かった。」
「怪我は!?」
「擦り傷ぐらいかな。平気ー。」
「良かったぁ、本当に良かった…」
きっと泣きそうな顔してるんだろうなと思った華英。そこまで心配してくれるマギーが嬉しかった。
「上原さんは?」
「無事だよ?替わる??」
「うん。」
勿論若菜の事も心配だった。だがこんな時でも一筋縄でいかないのが上原若菜である。
「上原さん…」
大丈夫ですかと言おうとしたマギーの言葉を遮るように言った。
「あんた、私より先に華英ちゃんの心配したわねー!?」
「あ、いや、そんなつもりは…」
「じゃあ何で真っ先に私に電話してこないのよー!」
「いや、咄嗟に…てか、そんだけ元気なら心配ないじゃないですかー!アハハ!」
「あー!笑ったわね!酷っ!!酷くなーい!?」
「だから心配してますってー、上原さんもっ。」
「もっ…??」
こんな時に絡んでくる若菜にやはり思ってしまう。
(面倒クサっ…。やっぱ面倒クサいわー、この人…。)
そう思った瞬間、すぐさま若菜が言って来た。
「あー、あんた、今、面倒クサッて思ったよねー??」
見抜かれたマギーはヒヤッとしながらもすぐ答える。
「(あー、面倒臭いから言っちゃえ!)はい♪」
「はーっ!?この恩知らずの遅咲き貫通女っ!!」
「お、遅咲き貫通女…?な、何なんですか!それー!?」
「フン!私はアンタなんかと24とウォーキングデッドについて語り合ってあげないからねっ!バーカ!!」
若菜はそう言って電話をブチッと一方的に切ってしまった。
「24とウォーキングデッド…?い、一体何の事…?爆発で頭ぶったのかしら…。大丈夫かなぁ、上原さん…。」
マギーはこの時初めて若菜が心配になったりしたのであった。

「あの女…、絶対許さないからっ!」
鼻息を荒くする若菜に華英がそっと抱きつく。
「爆発から私達を守ってくれてありがとうございます。」
華英は爆発の時、その身を自分の盾にして守ろうとしてくれた若菜の愛情、優しさに気付いていた。
「ンフッ、膝を擦りむきたくないから2人をクッション代わりにしただけよっ?♪」
そう言って笑った若菜の笑みに華英は、若菜とはそう言う人間なんだなと身に染みて感じたのであった。


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