宝探し-4
「やっぱり ポケットじゃないな」
ユウヤは チカのズボンのポケットに指を入れ・・・
そして 手を入れ・・・。
さぐるように宝を探し始めた。
少し大胆になったユウヤの動きに
チカが 困ったように チラッと俺を見た。
俺、頼りない表情してるかもしれない
リエさんの手の温かさを感じながら
俺も ユウヤに仕返しのように言った。
「リエさん・・・・俺も 探しますね、もっと深く・・・」
リエさんは 小さく頷いて
俺に身体を向けた。
背は 俺とそんなに変わらないんだ・・・・。
改めてリエさんの身体を見る。
それから
試すように リエさんのパンツのポケットの上から撫でていく。
前も 後ろも・・・・・。
そんな時 ユウヤは チカのブラウスのボタンを、上から1つ外した。
「ん・・・・・・・まじ?」
チカの小さな声が聞こえる。
「探すんだから・・・・・我慢してよ」
そう言いながら 二つ目のボタンも外してしまう。
俺は それを気にしながら
リエさんのパンツのポケットに 指を入れて中を探っていく。
お尻の膨らみで さらに狭くなってるポケットを 何とか探る。
リエさんの身体が くねっと しなやかに動いた。
チカの3つ目のボタンも外された。
「はずかしい・・・・・」
チカの 小さな悲鳴のような声が
なぜか 艶っぽく聞こえた。
俺は ポケットに宝がないのを再確認しただけだった・・・。
そうなると 服の中 しか 考えられない。
俺は リエさんの身体と
チカたちを気にしながら 交互に見ている。
チカの4つ目のボタンも外されていた。
「・・・・・・・・・・」
チカは何も言わないで はずされていくボタンを見ている。
ユウヤが ゆっくりとブラウスをパンツから引き出した。
俺は、チカの方を気にしながらも
無言のリエさんの胸元を見てみる。
透けたブラしか見えず その奥に宝があるなら、このままでは見つけられない。
・・・・・・・・
それって チカの宝の場所と同じってことか
みんな薄着で 隠すところは限られている。
でも エッチな褒美が書いてある紙を 渡さないために
宝は隠さないといけない
そうなれば
探しにくいところ
男が 探しにくいところといえば
ブラの中 とか ショーツの中になってくる・・・・・。
それで チカもわかったって言ってたのか・・・・
同じ ブラの中だと・・・・。
俺は そのリエさんの胸元を見つめてから
リエさんを見つめた。
すごく赤い顔をして 瞳が潤んでいる。
必死に口を閉じ 我慢しているように 俺を見ていた。
ブラの中を 探られると 勘付いたのかな・・・・。
「あ・・・・そうだ、私も 宝探さないといけないんだよね」
チカは 急に思い出したかのように ユウヤのズボンのポケットに手を入れ始めた。
「な!」
ビックリしているユウヤの手が
チカのブラウスのボタンを外し終えた。
少し開かれているブラウスの中
その開かれた所から見えてしまうブラを ユウヤに見られている。
「かわいいブラだね・・・・」
「はずかしい・・・・・言わないでよ」
チカはユウヤのズボンのポケットを探りながら 身体を止めた。
「やだ・・・・・・・・ユウヤ」
「えと・・・・そりゃ、大きくなるって」
チカは恥ずかしそうにポケットから手を抜き取った。
どうやら ユウヤのモノの膨らみを感じたのだろう。