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同好会のそれ(修正版)
【複数プレイ 官能小説】

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宝探し-3

「グラス 洗い終わっちゃった」
「八個だもんね、はや」
チカとユウヤはタオルで手を拭きながら
作業を終えて 俺とリエさんの方を改めて見た。

リエさんは 俺に背中を向けたまま・・・
俺は そんなリエさんのお尻のポケットに指を入れていた。

「うそ、まだ見つけてないし、お尻触ってるし」
チカは俺を見ながら 冷たく言い放った。

そんなチカのブラウスは
跳ねた水で濡れていた。
そのため、ブラウスにブラが透けてしまっていた。

「チカ・・・・ブラ透けてるぞ」
「あ!!!!やだ すごく濡れてる」
そのとき チカは胸元を隠してしまった。
「えと・・・・チカちゃん・・・隠しちゃったね」
「・・・・・・・・あ、しまった」
ユウヤは 少し楽しそうに笑った。
「ルールだもんね、罰 与えるぞ」
「な・・・・・なによ、罰って」
「・・・・・・・・・宝探し させてもらいます」


・・・・・・・・・・

俺とリエさんは 流しの前に立ち
夜のバーベキュー用の食材を並べていく。

俺たちの背後で チカは壁に背中を預けたまま
ユウヤの視線に耐えていた。

「やっぱり、アキラ先輩のことだから あっさりと ポケットってオチかな」
ユウヤは少し推理を楽しむように話し
いきなりチカのズボンのポケットを擦っているようだ。

リエさんは 何も言わず 黙ったまま・・・
俺はそんなリエさんの体をチラチラ見ている・・・。
隣から見ても 宝が見えそうな場所はない。

チカは なんであっさりとわかったんだろう・・・・。

そう考えながら バーベキュー用の串にシイタケを突き刺していく。
作業しながら 隣のリエさんをチラッと見た。
それに気付いたのか
リエさんと目があってしまった。
何かを訴えるような視線
相変わらず 口をつむったまま
少し潤んでいるような瞳・・・・。

背後のチカも気になるが
そんな時 2階から声が聞こえてしまった。

「・・・・・・・あっ・・・・・・・・ん」


サトコの声・・・・・
外から微かに聞こえるセミの声に邪魔されることなく
サトコの声が聞こえてしまった。

「え?サトコ先輩の・・・・声だよね」
ひそひそと チカが小声で話す。
「えと・・・・・・・やっぱり、そんな、声だよね」
なぜか 俺たちは 耳を澄ましてしまった。

「・・・・・・・・ん・・・・・・だめ」
確かに サトコの 少し艶のある声だ。
初めて聞いた サトコの甘い声・・・。
何回も想像の中で聞いていた声・・・。
こんな形で 聞くことになるなんて・・・。

「シンヤ先輩と、サトコ先輩・・・・宝探ししてるのかな?」
「・・・・意外と、もう宝のご褒美中かも・・・」
ユウヤとチカの会話を聞きながら
俺は リエさんの表情を見ていた。
少しだけど 赤面している。
いつも少しクールにしている先輩のその表情に 
またドキドキしてしまった。

「アキラ先輩、ごめんなさい、俺、宝 探しちゃいますよ」
ユウヤは 言った。
俺は 振り返ってしまった。

ユウヤは 俺を見て それから チカを見た。

「・・・・・・・アキラちゃん・・・・・・」
チカは 俺を見て 弱弱しく囁いてから
ユウヤの視線にあわせるように ユウヤを見つめた。

俺がどんな表情をしているのかわからなかったが
リエさんが俺の手を触り始めて 少しわかった。

不安そうに しちゃったみたいだ。
俺は その手を なで返しながら
チカと ユウヤを見ていた。


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