眠れぬ夜-11
正輝がバスルームの壁を背に座らせた恵の身体をシャワーしてボディソープで洗っていると、
「ありがとう、自分でするわ。」
と目を覚ました恵が微笑んで言ってきた。恵は立ち上がり身体を洗い始める。修復機能が働き全快とは言えないまでも、ある程度疲労が回復したのだろう。正輝はバスルームを出ようとしてタオルが無い事に気付いて、
「バスタオルを取ってくるよ。」
と告げ行こうとすると、
「私の部屋の方が近いわ。」
と恵が言い、自分の寝室のバスタオルの置いて有る所を教えた。正輝が頷き向かう、その背中を見て
(正輝の、またあんなに勃って。)
と思いながらハッとして、自分が再び発情しているのではと思った。
(疲労や激しいセックスで傷んだ膣、強烈過ぎる快感で損傷した脳は治る。)
(でも性欲や敏感になった性的感覚はそのままだ。)
(それらは身体的損傷では無いからだ…)
と思い頭を左右に振ると髪を洗い出した。
(ますます、性欲が強くなる…)
(全くコントロール出来ない…)
と悩む恵の頬は赤らんでいた。
程無く正輝はバスタオルを持って戻ると恵が髪を洗い、最後に身体全体をシャワーし終わるのを待っていた。母親にバスタオルを渡し、恵が髪をバスタオルで拭いている間別のバスタオルで恵の背中を拭いてやる。
恵が頭にバスタオルを巻き、身体に正輝から渡された別のバスタオルを巻いていく間恵の視線が正輝の下半身に向いてるのを正輝は気付いて笑う。
「僕は出してもすぐにこうなる。」
と恵の視線の先の自分の硬直し直立した性器を見て話す。正輝は恵の顔がシャワーしたからだけで無く蒸気して目が潤んでいるのを見逃さなかった。
「咥えたいの?」
と正輝が悪戯っぽく言うと恵は少し狼狽して、
「違うわ…」
「気になっただけよ…」
と正輝を見て否定するも視線は再び正輝の性器に戻ってしまう。正輝は、
「恵、膝間付くんだ!」
と言いながら母親の肩を優しく下に押した。恵は少し抵抗したがバスルームの近くに立つ正輝の前に進むと膝立ちになる。
「僕のチンポをしゃぶって!」
と正輝は言い、正輝の性器を凝視している恵の唇に亀頭を押し付ける。恵は、
「あぁ、」
と小さく声を上げると、両手で正輝の性器を掴むや勢い良く巨大な亀頭を大口を開け咥え込んだ。咥え込むや激しくバキュームしていく。
「手は使わないで!」
「両手は背中に回して組むんだ!」
と正輝は命令する。恵は素直に性器から手を離して両手を背中に回す。恵は頭は前後させ性器をバキュームしながら行き来させていると、正輝は巻いたばかりの恵の身体のバスタオルを指先で解いた。
正輝は現れた二つの巨大な乳房を手を伸ばして回す様に強めに揉むと恵がその激しさに喘ぐ。正輝は恵の既に立っていた両乳首を探しあて指で挟むと潰していく。
「モゴォ、」
「グゥウ、」
と恵は顔を苦痛に歪ませ、性器で塞がれた口から言葉にならない言葉を漏らす。だが両手は背中に回したままだ。
「口がお留守だ。」
「しっかり舐めるんだ!」
と正輝は叱り付ける。正輝は恵の乳首への責めを容赦なく続ける。恵は顔を歪ませ苦痛の声を漏らしながらも、両手を背中に回したまま頭を前後して必死に正輝の性器をバキュームする。
だが正輝が両乳首を捻じる様に潰すと、恵は正輝の性器を咥えたまま身体を上下させると絶頂した。正輝は体をゆっくりと引き性器を恵の口から抜くと、
「ドMの母さんが今の乳首責めでどれ位濡らしたか、母さんのベッドで確認だ。」
と言うと恵をお姫様抱っこして廊下を歩いていく。正輝の腕の中で、恵は早くも真っ赤に汗ばんだ顔で、潤んだ瞳をトロンとさせ荒い息で喘いでいた。
恵のベッドでの二人の宴は明け方近くまで続いた。正輝は何度射精したか途中から分からなくなった。尽きない正輝の大量のザーメンの内、半分を母親の膣へ注ぎ込み半分を母親の顔や口内へと撒き散らした。
恵の悦びの叫び声は家の外まで絶え間なく続いたが、二人共それを気に掛ける余裕が無い程行為に夢中になっていた。だが幸いにもその声を聞く者は誰もいなかった。