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月灯り
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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オシッコの後で-1

「ダメよ。私、お漏らし、しちゃいそうなの」
 妻がそう言うと、青年たちは、それぞれに「して下さい」「旦那さんにかけちゃいましょう」「お漏らし、見たいです」と、言った。
「だって、こんな格好で、恥ずかしい」
 と、言ったと同時に、青年のそれが妻から抜かれ、それと、まったく同時に妻のその部分からオシッコが噴き出した。今度は、妻のその部分が、はっきりと見えた。オシッコの噴き出す尿道までもが、はっきりと見ることが出来たのである。妻を抱えていた青年がその瞬間に妻の状態を少しばかり上にずらしたからなのだろう。本当に、彼らはそれぞれに、これでもか、と、そう言わんばかりにエッチな行為をするのだなあ、と、私は感心しながら、しかし、残念なことに目を閉じてしまった。もちろん、いつまでもそこを眺めていたかったのだが、妻のオシッコが目に入り、それが眼に沁みてしまったので仕方なかったのだ。
 それでも、容赦なく青年は妻の身体を前後、右左にと揺すり、私の顔、胸と、あらゆる部分にそれを浴びせた。そして、そのまま、別の青年に私の上で妻の身体を渡したようだった。
「さあ、今度はオイルマッサージですよ」
「ベッドルームに行きましょう」
「旦那さんもシャワーを浴びて後から来てください」
「ダメよ。私もシャワーを浴びないと、だって、私、お漏らししてしまったのだから」
「大丈夫です。ボクが舐めて綺麗にしますから」
「ボクも舐めたい」
「奥さんのお漏らしを汚いなんて思う男は世界中探したっていないですよ」
「そんな、こと」
 四人は私を残してバスルームから出て行った。
 私は軽くシャワーで身体を洗った後、一人で、もう一度湯舟につかった。湯につかる前にシャワーで冷水をそこに浴びせたので、ほんの少し興奮は収まっていたのだが、少しでも今のことを思い出してしまえば、すぐにも元の状態に戻りそうだった。
「あれ、旦那さん、ずるいですよ。一人だけ休憩してますね」
 美容師だと言っていた青年が全裸のまま戻って来た。
「盛り上がっているのを邪魔してもいけないかな、と、思って」
 そう私が言うと、青年はそのまま湯舟に入って来た。
「オイルマッサージの準備があるみたいなんですよ。あの人、そっちのプロみたいでね。けっこうオイルとかに拘ってて、それに、その間に料理人だって言う人が、軽食の用意するって言うから、ちょっと休憩です。奥さんも、少し疲れたのか、ベッドに座ってコーヒー飲んでます。お酒は持って来てないってことだったので」
「ああ、たまに、そのまま夜中に車で帰ったりするので、私たちは基本、外では、飲まないんだよ。コーヒーは妻が淹れたの」
「はい。全裸のまま淹れてました。ボク、女の人が全裸でコーヒー淹れるの、はじめて見たから、興奮しちゃいました」
 そうか。この青年は、妻には他の二人がいるけど、今、私はバスルームで一人だから、と、それでこちらに来たのだな、と、私は、そう思った。そして、その気の使い方に驚かされた。慣れているのではない。彼らは基本的に、とことん優しい男たちなのだろうな、と、私は、そう思ったのだった。
「こっちにコーヒー持って来ましょうか」
「いや、そんなこと君にさせたら妻に叱られるから、向こうに行こう」
「叱られるんですか」
 青年は何か意味を含んだような言い方をして、湯から上がった。そして、軽くシャワーで身体を流すと、そのまま湯の出ているシャワーを無言で私に差し出した。


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