ゲット・バージン-4
「ああっ…、んっ…、んんっ…」
傷口を擦られるような痛みに萌香は彰の体に抱きつき耐える萌香だが、これが大人の世界なんだ…、そう思い、初めて経験するセックスには彰からの愛情を感じられた。
(好きな人と繋がるって、こう言う事なんだ…)
自分はセックスで彰に愛情を伝えられているのだろうか…、そう思った。
「ハァハァ、ハァハァ…(ああ、気持ちいい…。萌香ちゃんの痛みが引いたら、もう毎日でもヤリまくりたい…。毎日萌香ちゃんとセックス…たまんない…。)」
最高の人生初の彼女に抱く欲求は多い。あれもやりたい、これもやりたい、それを考えているだけで1日が軽く潰せるような気がした。
血が混ざる愛液が、ゆっくりとペニスに摩擦され、ヌチャヌチャと言ういやらしい音を響かせる。
「ああ、萌香ちゃん…」
もうペニスが我慢の限界だった。射精に向けて体中から快感の泡を引き寄せている感覚を得る。早くもペニスが蠢く。
(ヤバ、もう出ちゃう…)
精子と言うマグマが爆発寸前だ。興奮でグツグツと沸騰するマグマが睾丸の中から動き出す。
「ああっ…!」
もう止まらない。脈打ちの第一波が襲いかかろうとしている。彰は慌ててペニスを抜こうとする。が…
「えっ!?」
痛みで力んでいるせいか、萌香の膣が吸盤のようにペニスに吸い付き離れない。そして強くしがみつかれ身動きが取れない。だがもう発射寸前だ。既にペニスが脈打ちが始まろうとしていた。
(や、ヤバっ…!)
そう思った時には既に遅かった。ペニスは快楽を待ちきれんばかりに脈を打たせた。
「あっうっ…!!」
一瞬目の前が真っ白になるほどの至福の快感が彰に訪れる。
(う、うわっ…!な、何だ…この気持ち良さ…)
状況も忘れ、大きな快感の予感の後、彰のペニスから精子が発射された。
「うっ…!うっ…!うっ…!」
脳天に衝撃を受けたような、驚くような快感が彰に襲いかかる。
「ああっ!うっ…!うっ…!」
勢い良く噴出した精子が萌香の膣内に放たれる。
「ああっ…!(ヤバい…超気持ちいい…)」
中に出してしまった危機感よりも、信じられないぐらいに気持ちがいい快感に彰は浸ってしまう。
「ああっ…(鉄平さんが中出ししたがる気持ちが分かる…)」
生まれて初めて射精した衝撃よりも大きな快感だ。ペニスが脈打ちをする度に、体もビクン、ビクンと反応させる。