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月の裏側
【調教 官能小説】

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嫉妬-6

美月は、床に座り込んでいた。
動けなくなっていると、祐が現れた。
『清水さん、気づいてたな。』と嬉しそうに言う。
「どうしてあんな動画を見せたの?」
『下半身しか映ってないやつだよ。』
「そういう問題じゃなくて」
という美月の唇を祐がふさいだ。

『お前に近づく男は、排除する。それだけだ。』
「普通に連絡するなっていえば済むことじゃない?」
『清水さんは、そんなことを言って連絡してこなくならないだろう。でも、今日のはきいただろうな。』

下半身だけというのが、問題でもある。
陰毛を生やすことも許されない立場で、祐に泣いて懇願している。しかも、「入れてください」ではなく、「使ってください」だ。
恥ずかしい。
祐以外とどうにかなるつもりなど、全くないが、
会社で顔を合わせる薫子や清水に、祐に逆らえない姿の一部を知られたのは恥ずかしかった。

しかし、祐は、むしろよかったという感じで、楽しそうだ。溶けるようなキスをしたあと、美月のGスポットに指を当てた。
もちろん動かすはずはない。
そのまま指を抜くと、リモコンバイブを入れた。

「会社にディルドを入れて行ったこともあるだろう」と笑う。
美月は、黙ってショーツをはき、浴衣の乱れを直した。


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