『桜屋敷・輪姦』-6
『自分の汚したものは、自分で綺麗にしないとな』
『俺はまだつっこんでねえんだ、丁寧に舐めてもう一度元気にさせてくれよ』
正座した詩織の両側に、男とさぶが仁王立ちになり、愛液と精液にまみれた自身を舐めしゃぶらせている。
まだ何もできずに、うろうろとしていたロクが、急に顔を輝かせて、座敷を出て行った。
ロクが戻って来たときには、さぶの肉棒がまたゆっくりと頭をもたげ始めた時であった。兄貴分の男の方は、ふんどし一丁の姿で、煙草をふかし、酒を傾けている。
『なんだロク、どこへ行ってた』
『へ、探し物でさあ。女将の部屋で、箪笥をひっくり返して探したら、薬箱で見つけたんで』
ロクが手にしていたのは、ワセリンの瓶であった。
男が顔をしかめる。
『本当に好きだな、お前も』
『へへへ…この女のうしろの処女は、俺が頂きってことで』
さぶが布団に寝転びながら言った。
『さ、また始めるぞ。俺を跨ぎな、ねえちゃん』
全裸で、長い髪も乱れきった詩織が、すすり泣きながら言った。
『本当にもう…堪忍…してくださいませ…』
『馬鹿言ってんじゃねえ!俺はまだ何もしてねえんだ!早くさぶさんに乗っかれてんだよ!』
ロクが詩織を布団まで引き摺っていった。
心から嫌がっているはずなのに、また愛欲の泥沼に引き摺り込まれると思うと、身体の奥底から溢れてくるものがある。こんな肉体になってしまった自分を呪いながら、詩織は震えてさぶを跨いだ。
『好い眺めだぜ』
さぶがにんまりと笑い、ゆっくりとしゃがむ少女の秘裂を眺めている。そこはもう前戯の必要もないほど濡れそぼり、男を求めてひくひくと蠢いていた。
『お願い、ご覧にならないで…』
ぬぷっと音をさせて、詩織にさぶが入り込んだ。
『んふっ…くう…』
小さく、詩織が呻く。
『俺に抱きつきな』
さぶが詩織の上半身を抱き寄せ、まるで恋人同士のようにしっかりと抱きしめた。後ろにロクが廻りこみ、ぎらぎらとした目で詩織の丸い尻を睨み付けている。手に持ったワセリンの瓶を開け、指にたっぷりとワセリンを取り出した。
『え…な、なんですの?いや、やめて!』
詩織は、また後ろの孔に冷たくぬるりとした感触を覚え、うろたえた。ロクが親指、人差し指、中指の3本をつかって、ワセリンを肛門になじませているのだ。嫌がって少女は力の限り身じろぎするが、上半身はがっちりとさぶに押さえ込まれ、下半身を空しく動かすだけだ。
『おお、いいぞ!もっとケツを振れ!』
胸板に押し付けられた乳房の柔らかさと、右に左に動く秘孔と肉棒の摩擦とを同時に楽しみ、さぶが大声をあげた。
『力を入れると、またいたい思いをするぜ。』
ロクが、ずぶりと親指を粘液だらけになった菊座から押し込んだ。
『んあう!』
何度もワセリンを手に取り、菊座の皺の一本一本、直腸の内側までたっぷりと塗りこんでいく。その間にも、少しずつ指で孔を押し広げ、痛みに慣らしていった。ロクは続けて、己の短いが太い根にもワセリンを塗りたくる。
『くう、あん、うあん、はあ…』
さぶに細かく突き上げられ、抱きしめられたまま詩織が嬌声を立てる。後ろからロクが丸いふくよかな尻の肉を鷲づかみにし、ぐいっと左右に広げた。
『いくぜ、お嬢ちゃん』
白い背中にぴったりとくっつき徐々に肉棒を未開発の孔に沈め始めた。