相姦-9
膣から完全に正輝の性器が抜ける。亀頭が抜ける時恵が顔をしかめ喘ぐ。正輝が下を見ている、つられて恵も下の方を見て二人の股間、性器が恵の白濁色の愛液の為白くなっているのを見て顔を赤らめる。
正輝は腰を引き、恵を上の方に持ち上げ直して自分の亀頭が来るであろう位置に調整する。亀頭がかなり鋭角に直立している為恵を思いの他、上に持ち挙げる必要が有ったのだ。
恵も高々と持ち上げられ恐怖を感じていた。それでも自分の股間から目を離せない。正輝は自分の腰を引きタイミングを見計らい、腰の位置を恵の股間との接合を予測して調整する。二人共、互いの股間が近付き巨大な亀頭が恵の股間に当たるまで凝視する。
「パァーン!」
「ビッシューン!」
と股間同士のぶつかる音と挿入音が同時にして恵はその様に音が聞こえた。同時に、
「ヒギャー!」
と恵の口から悲鳴が上がり一瞬で絶頂して意識を失い掛ける。顔に股間から自分の愛液が飛び散り掛かった事も分からない。正輝が慌てて、
「離さないで!」
と言った事に無意識に反応して両手は正輝の首をかろうじて掴み直した。恵は身体を硬直させたまま震えていて、目は白目を剥き口はだらしなく開かれていた。正輝は心配になり、
「母さん、母さん!」
と呼び掛けると恵は瞼を震わせた後何とか開けて正輝を見る。正輝はホッと安心したが、その時になって初めて気付いた。膣がこれまでに無い力で性器を締め付けている事に、
(凄い力だ…)
と正輝が驚いているとグリィが、
「続けろ!」
「母親を目一杯、上に掲げろ!」
「連続してやれ、俺が良いと言うまで!」
と命令する。正輝はグリィを見て、
「本当に無理だ!」
「危険だよ!」
と睨み付け文句を言うとアルゥが、
「坊主!言われた通りにやれ!」
「次は頭の中を焼くと警告した筈だ!」
と怒鳴る。正輝が抗議の声を上げようとした時、
「つ…つ続けて…」
「ま、正輝…お、おお願…い」
と恵が声を掛ける。正輝は恵を見て、
「母さんを傷付けたく無い!」
「これ以上は、止めた方が良いよ!」
と訴える様に話すと恵は首を振り、
「私は、本当に大丈夫…」
「とにかく、今を乗り越えないと…」
と正輝を見返して話す。そして、
「彼等に逆らっては駄目。」
「私は、時と共に良くなる。」
と続ける。正輝は段々と恵の目に光が戻り、いつもの口調になっていくのが分かった。
(いつもの母さんに見える。)
(おかしくなった様に見えていたのに。)
(少し間を置けば、普通の状態に戻るのか?)
と正輝は恵が普段の様に戻った事に喜んだが、この急な変化に戸惑いも有った。男達とセックスしてる時や自分とセックスしてる時も淫らな言葉を話したかと思ったら、いつもの恵の話し方になっていたりしていた。
(あれも、修復機能とやらが働いたのかな?)
と思い返しているとグリィが強い口調で、
「やらないなら殺すぞ!」
と怒鳴ると恵が慌てた様に、
「始めるわ!」
「正輝、お願い!」
と返事すると下から正輝を見上げて頷く。正輝も頷き返して、
「行くよ。」
と一声掛け恵を振ると言うより上の方へ持ち上げる。恵の顔が自分の肩口より上に来るまで挙げると、そのまま下の方へ振り子の様に降りてくる。狙い済まして恵の股間、膣を自分の亀頭に導く。結合音と体液の飛び散る音と一緒に、
「グゥガァー!」
と恵の口から咆哮が居間に響き渡る。正輝とグリィが同時に、
「手、離すな!」
「離さないで!」
と叫ぶ。恵は、二人の言葉に反射的に緩み掛けた正輝に廻した両手に力を入れ直す。恵は一撃で絶頂させられ、目玉が飛び出しそうになり涙が流れていた。口は大きく開いてワナワナと何か呟いている。恵の両脚はピンと伸び、身体は硬直したまま震えていた。グリィとアルゥが、
「続けろ!」
「止めるな!」
と命令する。正輝は恵を見て、
「行くよ、母さん!」
と声を掛けると恵は僅かに頷く。正輝が恵を持ち上げ様とすると性器に半端無く締まった膣が外側に少し引っ張り出される。それから性器が抜けて恵の腰が上に引き上げられる。グリィが、
「締まりが凄そうだな。」
とアルゥに声を掛ける。アルゥは頷き、
「ああ、リミッター無しの締め付けだな。」
「強化女がぶっ飛んで本能で締め付けているのさ。」
と答える。グリィは肩をすくめて同意して、恵の股間が正輝の股間に振り降ろされるのを見つめる。そして、
「人間の男ならコック、潰れるな。」
と言った時、
「アガァー!」
と再び恵の咆哮が響く。正輝、グリィ、アルゥがそれぞれ、
「離さないで!」
「掴め!」
「力入れろ!」
と恵に大声を掛ける。それらの声に無意識に応え、恵は何とか正輝の首を掴んでいた。絶頂して涙と涎を垂らしてガクガク痙攣していたが。正輝は膣の強烈な締め付けに唇を噛み締め耐えていた。恐ろしい位に締まっている。グリィの、
「続けろ、小僧!」
の言葉で再び恵を持ち上げる。先程以上に膣が男性器を離すのに抵抗する。