投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

ある熟女の日々の最初へ ある熟女の日々 123 ある熟女の日々 125 ある熟女の日々の最後へ

初めてのスワッピング(1)-4

 「すみませんね。今日はいつになく昂っています…。奥さんの横顔、素敵でしょう?」

 前原氏の巨大な肉塊を含んで、おそらく極限まで口を開いているのだろう夫人の横顔は、引き延ばされたせいか白い肌が皴もほうれい線なく艶々と光沢を放っている。極太の竿で密閉された紅い唇と白い肌とのコントラストが美しい。上下に引き延ばされた鼻孔も楕円の形となって辛うじて呼吸を確保しているように見えるが、夫人の表情に苦悶の様子はなく、眉間にしわを寄せているでもない。

 「お…綺麗…ですよね」

 夫人がこちらに視線を送ってくる。権堂の股間に手を添えたままで夫人と視線が合ってしまった。小声で話していたつもりではあったのだけれど。大きく口を開けて肉棒を口淫している最中ではあるけれど、(楽しんでいらっしゃるわね)と目で微笑んでいるようには見えた。

 「どれ…ボクたちも始めますか。前原さんを見倣って…」

 権堂がソファから立ち上がって衣服を脱いでビキニ姿となる。見覚えのあるビキニだったが、中に包まれている肉棒のフォルムがいつになく大きく、そしてくっきりと見えたように思った瞬間、口の端から涎が着ているブラウスに零れ落ちた。まるでおあずけを命じられている犬のよう…。

 「いま、あげますからね」

 権堂が微笑みながらブラウスのボタンを外してくれる。スカートは自分で脱いで、わたしも下着姿となる。権堂が手を伸ばしてわたしの股間を指でなぞる。これまでのいつになく体の芯がジンジンする感覚が、ショーツの股布越しに、じゅぶじゅぶと泡立って滲み出してくる。

 「上のお口も下のお口も涎をこぼして…。欲しいならもっと早くおっしゃってくれればいいのに…遠慮は無用ですよ」

 権堂のつぶやきが前原夫妻に聞こえていないことを願ったが、自分でもわかるほどのこれだけの『整った』感覚からすれば、すぐに権堂を迎え入れてもいいくらいではある。『いま、あげますからね』は、上の口…それとも下の口…。

 今日はいつになく昂っていると権堂は言ったが、自分もいつにない感覚を味わっている。衣服を脱いで口淫を始めた夫妻の振る舞いが、いい意味でわたしたちを特に気にするでもなく、なにかの流れに乗っているかのように自然だったこともあってか、権堂が望めば、夫妻と同室であっても、このまま股を開くつもりにもなってもいたが、権堂はビキニを脱いで全裸となるとソファーに腰を下ろしわたしに口淫を促した。

 わたしは口内で湧き出す唾液を飲み下すと、そそり立つ権堂の肉棒の先端に舌を這わせる。唾液が舌の先から肉棒の先に勝手に垂れ落ちていく。

 「おお、権堂クンもいつの間に。…いやぁ、奥さん、お綺麗だ。素敵だね」

 夫人に口淫させたまま前原氏が話しかけてくる。

 「前原さんの奥様もいつもながら素敵でいらっしゃいます」
 「拝見するところ、実にスムーズになさっておられるじゃないか」
 「まあ、今日のよき日に備えて…というところです」

 権堂が笑いながら自分の股間に顔を埋めるわたしの頭を撫でている。

 リビングテーブルを挟んで向かい合ったソファーに、前原夫妻とわたしたちがそれぞれ座り、男はソファーに深くもたれて股を開いている。その横で女は上体を被せて、男がそそり立てている肉棒に口淫を施している。

 権堂の肉棒はいつになくいきり立っているが、とめどなく溢れ出てくる唾液のせいか、いつもよりも滑らかにわたしの口を出入りしている。そんな様子を前原氏は夫人の口淫を受けながら満足そうに眺めている。

 「いいパートナーに出逢ったものだね、権堂クン」
 「ええ。本当に。幸運に感謝しています」
 「そう。感謝の気持ちが何よりも大事大事」

 そう言って前原氏も慈しむように夫人の髪を撫でている。

 「ああ…いい塩梅だ」

 前原氏が夫人の両肩に手を置くと夫人が肉棒から口を放して上体を起こす。額から首筋にかけてうっすらと汗が滲んでいる。権堂もわたしに同じように合図を送ってくる。権堂の肉棒から口を放し居住まいを直す。呑み切れなかった唾液が口の端から零れ落ちる。

 「ちょっと一休みしましょうね。飴玉はお口に合ったかしら?」

 夫人が、カップを手を伸ばしてて紅茶を口に運びながら話しかけてくる。飴玉の微妙な味わいのことを正直に言えばいいのか…。口ごもっていると権堂が助け舟を出してくれる。

 「合ったみたいですよ。いつも以上に瑞々しくなっていますから」
 「みずみずしく…。それはよかったわ」
 「みずみずしいところをお見せしたらいいじゃないか」

 前原氏に促されて、夫人が片足をソファーの座面に乗せて膝を開く。

 「こんな具合なの…」

 夫人が露わにしたショーツの股布に大きな染みが広がってベージュの色を濃くしている。飴玉の効き目というのは、わたしの下腹部に沸き起こっている淫靡な感覚のことのようだ。

 「まあ、味はお世辞にも美味いとは言えないんだがね。女にも男にも効くようなんでちょっとお出ししてみたんだ。権堂くんはどうだい?」
 「お陰様でボクにも効いてますよ。速効性なんですね…。どう? 効いてるよね? 貴女にも…」

 自分以外の三人が薬効を感じていることを話してくれたからわたしも応えやすかった。

 「…はい。効いています。すごく」


ある熟女の日々の最初へ ある熟女の日々 123 ある熟女の日々 125 ある熟女の日々の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前