A筆おろし-2
朝早い目に起きて湯船に浸かりながら昨夜見たあの豊満な女体を思い出していた。
本来なら出禁にされる状況が一転その女体を抱ける事になったのだ。
今までお姉さんの事ばかり考えていたがいざセックスとなるとお母さんの方が遥かにいいと思える。
あり得ない幸運を噛み締めながら部屋を訪ねる。
驚いた事に短パンミニTの若者ファッションだ。
真っ白な生足は思ったより長く綺麗だ。
さすがに太ももはそれなりにムッチリとした肉付きだ。
「湊君おはよう。お湯沸かしておいたわよ。きれいに洗ってらっしゃい。」
「自宅で入ってきました。」
寝室のカーテンは閉められ照明は小さなルームランプが灯るだけだ。
「私も久しぶりなの。あまり期待しないでね。」
「そんな事・・・・・僕興奮して息をするのも苦しいです。」
沈黙が流れる。
「私、童貞君とは初めてなのでどうすればいいのか分からないわ。どうして欲しいの?」
「あっはい。筆おろしをして一人前の男になりたいです。」
「そうよね。オッパイ触ってみる?」
「えっいいんですか?嬉しいです。」
「湊君、痛いわ。もっとソフトに。」
「こっ、こうですか?」
何度もやり直しさせられた後
「そうそれでいいのよ。気持ちいいわ。」
自然の流れで唇が合わさる。
生まれて初めてのディープキスだ。
脳内をピンクに染めながらも教えてもらったタッチで揉みまくる。
やがてお母さんの鼻息が荒くなり唇を外す。
はっきりとわかる荒い呼吸だ。
肩で息をしながら自らミニTを脱ぐ。
なんと昨夜見たシースルブラの色違いが現れる。
勃起した乳首が透けて見える。
湊は堪らず顔を埋める。
豊満な乳房からは熟女の芳香が漂い湊を酔わす。
先程習ったソフトなタッチで薄生地の上から愛撫する。
「ああぁ〜」甘いため息が漏れる。
この状態になれば生乳に触れたいのは童貞でも同じだ。
背中のフックに手を回すが外せない。
「湊、ブラを外して欲しいの?」
「あっはい、お願いします。」
飛び出した乳房は少し垂れ気味だが乳首は上を向いている。
「湊、違うわ。乳首には指を使うの。見てらっしゃい。」
自分の身体を実験台のように使うものだからその愛撫は具体的で詳細だ。
「さっ、やってみなさい。」
お母さんの真似をしてつまみひねり転がす。
「あはっ、上手よ。おばさん堪らなくいい気持ちよ。うーんもう少しソフトな方がいいかな。」
肉体の教材があるので反応も見れるし上達は速い。
「そう、完璧だわ。覚えておくのよ。あ〜堪らないわ。どう?私の短パン脱がしてみる?」
目の前に透けた漆黒のデルタが見える。
一気にスケスケのショーツを脱がしにかかる。
そこで初めて女の抵抗にあう。
「自分は服を着たまま私を全裸にするつもり?それは女に対して失礼だと思わないの?」
「気が付かなくてごめんなさい。」
早く次の段階へ進みたくて全ての衣類を一気に脱ぎ捨てる。
「凄いのね。翔太の倍くらいあるわ。それに翔太の様に皮を被ってないのね。」
翔太というのは同級生の息子の事だ。
全裸の二人がベッドで抱き合う。
初めて抱く女体の素晴らしさは湊の想像を超えていた。
興奮しているのはギンギンの勃起で明らかだ。
お母さんにしても10年ぶりの性交に内腿に流れ出る粘液を止める事ができなかった。
要するに二人はすぐに合体出来る状況にあったのだ。
しかし筆下ろしの儀式には踏まねばならない手順がある。
経験のない男の子にセックスの素晴らしさを教えるのが務めだと思っているのだ。
「触ってもいい?触るわよ。」
筆おろしに関係なく触らずにはいられなかった。
経験豊かな恭子をそんな気にさせるほど見事な逸物だった。
恭子とはお母さんの名前だ。
太さも長さも申し分ないのだが、恭子が驚愕したのはその硬さと形状にあった。
肉茎と亀頭の太さが極端に違うのだ。
それは大きな段差となり見事なカリを形成することになる。
「君も触ってもいいのよ。」股間を少し開く。
唇を合わせたまま相互手淫が続く。
ここでもその触り方が気に入らなくて徹底的に教え込む。
教えた事が快感となって自分に返ってくるのだから教える事も具体的で繊細だ。
そして湊も優秀な生徒であった。
一度教えられた事は確実に覚え微妙なタッチや指使いも完璧だ。
恭子の方も熟練した中年男性の愛撫を妄想しそうになる。
息子の翔太の言葉を思い出す。
「湊のやつ自宅で勉強した事が無いんだって。授業中に教授の言った事をすべて覚えてしまうらしいんだ。羨ましいよ。」
ことセックスに対してもその才能は生きている様だ。
完璧ともいえる手淫に恭子の気持ちも昂り始めていく。
「湊君、口でしてあげようか?」
考えてみれば筆おろしという紛れもないセックスを約束したのだ。
フェラチオなんてそこへ行くまでの過程のようなものだと湧き上がる貞操観念を押さえ込む。