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月の裏側
【調教 官能小説】

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披露-1

従属に終わりはなかった。

祐には、兄がいた。名前を光といい、祐より5歳上だった。逢瀬の時に、光も一緒に飲むことになった。夏の夜、美月は、出かける前に、祐に縛られていた。首から縄を通し、股には結び目がいくつも作られていた。首の縄はワンピースの襟で隠れるが、角度によっては見えそうでもあった。
下着はもちろん許されなかった。

歩くたびに、結び目がクリトリスを刺激した。
何よりもワンピースの下に、下着をつけることを許されず、縛られていることが、体を疼かせた。

賑やかな居酒屋だった。
美月は、少しホッとした。はじめて会う光は、祐によく似ているが、祐より活動的なちょっと強引な感じがするタイプだった。

最初は、ごく普通の話をしていたが、お酒が進むと光は、饒舌になり、祐に言った。
「俺もペットが欲しいなあ。」美月は、ビクッとした。いや、違う。犬か猫でも飼いたいのだろう。すると祐が答える。「今も下着は許してないからね。」美月は、混乱して光と祐を見た。
2人は、美月の存在を無視していた。

美月がどんな扱いを受けているかを、祐は、楽しそうに光に話した。
ヴァギナ以外ではいかせてないこと、自慰を禁止していること、命令してさせた数々の辱めを赤裸々に話していた。

目の前にいるのに、無視されている。光は、美月の前で、美月のことをいやらしいペットだな、プライドはないのか?と、蔑んでいた。祐もまた、光の言葉に同意していた。

2人の男性に蔑まれ、美月は、どうしようもなく濡れていた。

酔いも回り、タクシーに乗ったときには、フラフラとしていた。祐と光に挟まれ、祐の自宅へ戻った。


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