投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

オンナ狂 神谷鉄平の最初へ オンナ狂 神谷鉄平 165 オンナ狂 神谷鉄平 167 オンナ狂 神谷鉄平の最後へ

急接近-2

「彰、最近生き生きしてていい感じになってきたな!体も絞れて来て引き締まったし!」
今までは他人との接触を避けるように1人黙々と暗く仕事をしていたが、最近はみんなと会話出来るようになり上を向いて仕事を出来るようになった。特に萌香と隣同士になりよく会話をする事が一番大きい。朝の挨拶をするだけでも1日が楽しく思える。鉄平が来て環境が変わり、ようやく今、フェミニンマインドと言う会社で仕事をしてるんだと言う実感が持てるようになった。
(萌香ちゃん、今日もあのネックレスしてる♪)
自分がプレゼントしたネックレスを見る度に嬉しくなる。もちろん仕事としてのプレゼントだった事は百も承知だが、それでも彰にとっては嬉しい事だ。

「いよいよ明日、ホームページの更新ですね♪」
萌香も自分がモデルになり特集が組まれている為、恥ずかしい気持ちもあるが楽しみであった。萌香もまた消極的な自分が初めて積極的に取り組む気持ちを出せた初めての仕事だ。これで成功したらきっといろんな面で自信が持てそうな気がして仕事がより楽しく感じられるようになった。
「萌香ちゃんのおかげて、今までで一番手応えがある企画になりました。ありがとう。」
「いえ、私はただ洋服着ただけなんで。それよりも今までコツコツと毎日パソコンに向かって積み上げて来た井上さんの成果です。いつも真剣にパソコンとら睨めっこして、遅くまで1人で頑張ってましたもんね。でも、今までのホームページも素敵でしたよ?今回は更に素敵ですけど。」
「あ、ありがとう…」
今までも見ていてくれた人がいたんだと思うと全てが報われたような気がした。それが萌香である事は相当嬉しかった。これからも頑張ろう、そう思った。

「いよいよ明日、ホームページ更新ね!」
2人の前に夕梨花が来た。
「はい。今回は自信あるんです。」
「CEOは絶賛してたから、成功間違いなしね!」
CEOの都姫だけは明日更新されるホームページをチェックしていた。
「ホントですか?」
「うん。何か嬉しそうだったよ?フェミニンマインドが飛躍する起爆剤になるかも知れないって。」
「そんな大袈裟な…」
彰は恐縮する。
「あー、楽しみだなー。リスナーの反響。きっと話題になるわ?あと、萌香ちゃん人気が燃え上がりそうね♪あのモデルは誰だって♪いい男がいっぱい寄って来るわよー?」
ニヤッと笑う夕梨花だった。


オンナ狂 神谷鉄平の最初へ オンナ狂 神谷鉄平 165 オンナ狂 神谷鉄平 167 オンナ狂 神谷鉄平の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前