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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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急接近-1

「あ、この写真、良くないですか?」
企画用の写真を選んでいる2人。普段の姿、ギャップの姿、そして男目線の姿を収めた画像を色んなシチュエーションで撮影した。彰から見れば全部載せたいぐらいいい画像ばかりだ。
「そうですねー、いいですねー、これ!」
何回見ても可愛い。画像を見てニヤニヤしないよう気をつけるのが大変だ。しかも今回の画像は全てパソコンに入っており手元にある。彰は密かにメモリースティックに入れ持ち帰りヌキまくっていた。
(萌香ちゃんの写真をオカズにヌキまくってるとか、言えない…)
萌香がいいと言った写真は、彰が一番多くヌいた写真だ。その写真は彰が選んだ服で絶対領域にムラムラする。ミニスカもいいが、それに一番興奮を覚える。
(最近ヌキすぎかなぁ…。萌香ちゃんと一緒に仕事するようになってオナニーが止まらない…)
オナニーする事に萌香への気持ちが強くなって行く。その気持ちがエスカレートしないように性欲を抑えるのが大変だ。もう好きで好きでたまらなかった。

「あれ?萌香ちゃん、そのネックレス…」
彰が萌香の首元を見ると、企画で買ったネックレスをしている事に気づいた。
「あ…、はい。これ、物凄く気に入っちゃったんで、ずっとつけてます。」
「そうなんだ。」
嬉しい彰。自分が買ったものをずっとつけていてくれて感激する。
(でも買ってもらったから気を使ってつけてんだろうな。でも嬉しいけど。)
自分で選んだとは言え、やはり萌香に物凄く似合っていると思う。
「やっぱ似合ってますね、それ。」
「はい♪」
ニコッと笑う萌香にドキドキが止まらなかった。その笑顔が可愛すぎて彰はとてもじゃないが目を合わせていられなかった。彰は視線をパソコンに向ける。
「さ、この写真を生かすようなレイアウト、組まなきゃ…。」
ソワソワしながらレイアウト作成をする。
「あの…」
萌香がすぐに話しかけて来た。
「は、はい…?」
「あ、ごめんなさい、邪魔しちゃって…。あの、レイアウト完成したら…」
そう言いかけてモジモジし始める。
「完成したら…?」
「…いえ、完成するの、楽しみです!」
「う、うん。そうですね…。」
彰はもしかしてご飯に行こうとか、もしかしたらデートしてくれるのかと期待したが、少し肩透かしを食らった気分だった。が、一緒に仕事をしているだけでも幸せだ。萌香に話しかけてもらえるだけでも報われる彰であったが、本当は彰の期待をガッカリさせない事を言うつもりであった事は萌香にしか分からない事なのであった。


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