16 俳優さん似の人-2
サチは我慢できなくなっていた。
「い、入れて…」
「いや、まだダメだね…」
そう高橋が意地悪そうに言ってきた。
尚も高橋はクリトリスを刺激してくる。
サチの息遣いが荒くなってきた。
「だ、ダメ、い、逝きそう…」
「いいよ。逝っても…」
「あぁ…、、、」
そうサチは言うと逝ってしまったのだ。
サチのクリトリスは激しく痙攣していた。
サチの脚を伝ってサチの蜜壺の蜜が流れ落ちていた。
すかさず高橋はサチのパンティを脱がせて身体の上にまたがった。
そしてサチのブラのホックを外した。
サチの脚を大きく開くと自分のペニスを身体の奥深くへと入れていった。
「うっ、う、ん…」
サチの口から苦痛とも快感とも取れる甘い声が聞こえてきた。
「鮎川さん、いい身体してるね。吸いつくように俺のものを咥えてくれてるよ」
サチはそんなことを言われても返事ができなかった。
高橋はゆっくりとピストンを繰り返してきた。
身体を突かれる度にサチは快感の声を上げていた。
サチは高橋の身体にしがみつくようにしていた。
サチは高橋の背中に爪を立てた。
それくらいにサチは感じていたのだった。
「い、いいわ、も、もっと突いて…」
そうサチは高橋に懇願した。
高橋は暫く彼女とセックスをしていなかったのでその言葉を聞くと激しく興奮してはサチの身体を突いて行った。
そのピストンは暫く続いて行った。
高橋は少し身体を震わせるとサチの身体の奥深くへと射精していった。
高橋は身体を離す前にサチに優しくキスをした。
身体を離すとサチの脚を伝って精液が流れていくのをサチは感じていた。
サチの膣は激しく痙攣していた。
サチはとてもノーマルなセックスだったと思った。
でも、とても満足していた。
だが、セックスが終わった後高橋は少し悩んでいる様だった。
その悩みをサチはまだ分かっていなかった。
数日後…。
高橋から1通のメールが届いた。
「俺、鮎川さんとHして家に帰った時、彼女が普段と変わらずに出迎えてくれたんだ。その姿を見た時、胸が苦しくなった。だからもう鮎川さんとは会うのはやめようと思う。本当にあの日はありがとう。これからは彼女を大切にするよ」
そう書かれてあった。
サチは内心ホッとしたものの半分残念に感じていたのだ。
なぜなら、サチは大沢たかお似の高橋に恋してしまったからだった。
この気持ちをどうして良いのか分からなかった。
サチは高橋に電話をしてみた。
だが、着信拒否をされているようで電話はつながらなかった。
サチは暫くその恋心を引きずっていた。
だが、月日が流れるにつれその気持ちも冷めていった。
そして、サチは高橋が彼女と幸せになってくれるようにと願ったのである。