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恋愛経歴書
【女性向け 官能小説】

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16 俳優さん似の人-1

今日もまたサチはネットの掲示板を見ていた。
そこに「友達募集」という書き込みを見つけた。

その掲示板がちょっと気になったので書き込みにメールをしてみた。
すると、返事が直ぐに来た。

相手は男性だった。
年齢はサチよりもかなり下だった。

名前を高橋智也と言った。
高橋は何かに悩んでいる様だった。

「今、同棲している女の子がいてね。その子との関係に悩んでるんだ」
そう高橋は書いてきた。

「何をそんなに悩んでるの?」
「実際に会ってから話したい」

「わかったわ。その時に聞かせてね」
そうサチは返事を出した。

こうして高橋と実際に会うことになったのである。



会う当日…。
この日は土曜日だった。

今朝もちゃんとピルを飲んだサチだった。
高橋と会う時間は午後5時だった。

夕方までかなり時間があった。
サチは部屋の掃除をしたり買い物に行った入りしていた。

夕方近くになったのでサチは身支度をした。
今日の服装は半袖の淡いオレンジの花柄のワンピースだった。

待ち合わせ場所は横浜のルミネの前だった。
そこに17時に待ち合わせることになっていた。

17時にルミネの前で待っていたサチだった。
お互いにメールで写真の交換は済ませてあった。

でも、高橋がくれた写真は少しピンボケしていて余り顔がはっきりとしていなかったのだ。
サチは上手く会えるか不安だった。

待ち合わせの時間の17時になっても高橋らしき人物は現れなかった。
待つ事数分。

ある男性から声をかけられたサチだった。
「あの、鮎川さん?」

「はい、そうですが?」
「高橋です。はじめまして」

なんとその高橋と名乗る男性は俳優の“大沢たかお”にそっくりだったのだ。
サチは大沢たかおのファンだった。

「待ち合わせ時間間違えたかと思ってちょっと不安になりました」
「ごめんね、遅れちゃって」

「いいんです。大丈夫ですから」
そう言うとお互い笑ったのだった。

「じゃ、飲みに行きます?」
「そうですね。行きましょうか」

そう言葉を交わすとお互い並んで歩いて行った。

飲み屋はルミネからそんなに遠くない場所にあった。
ちょっと南国風のトロピカルな感じの居酒屋に入っていった。

店に入るとちょっと広めの席に通された。
お互いちょっとトロピカルなカクテルを頼んだ。

「それで、何をそんなに悩んでるの?」
サチはお酒を飲みながら聞いてみた。

「うん、同棲してる子がね、俺とHをしてくれないんだ」
「どうして?」

「それがわからないんだよ」
「それは寂しいわね」

サチはそう話した。
そして尚も続けた。

「彼女はいくつなの?」
「まだ、大学生だよ。22歳かな?」

「若いのね」
そう話すとお互いに黙ってしまった。

「大学生でひとり暮らしも大変だろうと思って同棲しようって話になって同棲したんだけど一緒に住み始めたら全くHしてくれなくなってさ」

「そうなのね…」
「鮎川さん、お願いがあるんだ」

「なにかしら?」
「今晩、俺に付き合ってくれないかな?」

高橋がセックスの相手をしてほしいということがサチには直ぐに理解できた。
サチは少し悩んだ。

悩んだが何だか高橋のことが可哀そうになり始めたサチだった。
「ええ、いいわ」

「本当に?ありがとう」
高橋はホッとしている様だった。

二人は飲みながらいろいろな話をした。
高橋は金融関係の仕事をしている様だった。

二人は強か飲み終えると店をでた。
そして、ホテル街へと歩いて行った。

手ごろな値段のホテルを見つけると二人は入っていった。
部屋に入るととても綺麗で広かった。

高橋はハンガーにスーツのジャケットを掛けていた。
サチはソファーに腰かけている。

高橋がサチのところにやってきた。
「鮎川さん、キスしてもいい?」

「いいわよ」
そう言うと高橋はキスをしてきた。

サチはこの大沢たかお似の高橋を好きになっていた。
キスされると身体が熱くなるのを感じていた。

「ベッドにいかない?」
高橋がそう言ってきた。

「いいわ」
そう言うと二人はベッドに抱き合って倒れこんだ。

高橋が激しくサチにキスをしてきた。
二人の舌が艶めかしくもつれ絡み合ってゆく。

高橋はサチのワンピースのボタンを外し始める。
上から順番にひとつ、またひとつとゆっくりと外していった。

ボタンがひとつ外れるごとに、サチの白くて綺麗な肌が見えてくる。
高橋はボタンを外しながらサチの乳房をまさぐり始め、首筋にキスをしてきた。

サチは身体の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じていた。
「あぁ…ん、、、」

サチの口から甘い声が聞こえてくる。
高橋はサチのワンピースを脱がせた。

サチはブラとパンティだけになった。
その姿を見て高橋は興奮しているようだった。

高橋も素早く服を脱いでいった。
高橋のペニスはすでに大きくそそり立っていた。

サチの花びらはすでに甘い蜜で溢れている。
高橋はサチのパンティに手を入れ花びらの奥深くに指を入れていった。

「あ、ふ、ん…」
サチの口から甘い声が聞こえてきた。

高橋はサチのクリトリスを指で刺激し始めた。
サチの顔が微かにゆがむ。

そのゆがんだ顔を見ると高橋は尚も興奮しているようだった。
高橋は尚も激しく指を動かしていった。

「だ、だめぇ、や、やめて…」
「だって、こんなに濡れてるでしょ?気持ちいいんでしょ?」

高橋がそう言ってきた。
サチはとても恥ずかしかったのだ。


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