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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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西進不動産-7

変な雰囲気のまま県警本部に戻ったマギーと森山。マギーはもしかしたらスカートの背面が精子で滲んで湿ったかもしれない事を気にしながら更衣室に入り急いでパンティを取り替え若菜の元へ行った。
「只今戻りました。」
「あ、お疲れー。じゃあ早速だけど、捜査報告会議を始めよっか。」
華英と白澤、マギーと森山、そして若菜が会議室に入り席につく。
「華英ちゃん、白澤さんの言う事、ちゃんと聞いた♪?」
「もちろんですよねー。白澤さん?」
「ハハハ、手のかからないいい子だよ、華英ちゃんは。」
安心感のある穏やかな様子でそう笑った。
「どんだけ猫かぶってんのよ、アンタ。」
マギーが横槍を入れる。
「何よー!」
「フフフ!」
いつもの姉妹喧嘩はもはや微笑ましい。
「マギーと森山君は問題なし?」
「マギーさんに頼りっきりでしたが!」
「そう。私ね、森山君がマギーに食べられないなどうか心配でさー♪」
「上原さんじゃあるまいし!」
「ハハハ!」
笑い飛ばした若菜。その後意味深な言葉を口にした。
「まー、新たな元気な源を見つけたみたいだしね。マギーの事は心配してないから大丈夫よ。」
「えっ??」
若菜を見るとニヤーっと笑っていた。
(し、知ってる…、この人絶対知ってる…。どこから情報仕入れてるのよ、この人は…)
まだ広徳と付き合ってる事は誰にも言っていない。だが確実に知っている様子の若菜の情報網には怖さを感じる。それよりも後でたっぷり冷やかしてくるであろう時間が物凄く憂鬱に感じた。

「じゃ、華英ちゃんから報告して?」
「はい。」
華英とマギーの口からそれぞれ山口不動産と西進不動産について捜査した報告がなされた。それをホワイトボードに書き込む森山。二つの地元の代表的な不動産の関係性が浮かび上がる。
「簡単に言うと、後藤不動産の晴秀元社長は山口不動産と、後藤不動産のバカ息子2人は西進不動産と、その2つの構図になる訳ね。で、後藤不動産のバカ息子達2人は西進不動産と手を組み後藤不動産を倒産に追い込み、晴秀氏を自殺に追いやった可能性があると。」
若菜の言葉の後に華英が言った。
「晴秀氏は本当に自殺だったんでしょうか?もしかしたらバカ息子達に殺害されたんじゃないかなって。」
若菜もその疑いは持っていたようだ。
「そうね、晴秀氏の自殺については調べたんだけど、今の所他殺に繋がるような証拠が出てきてないのよねー。ただその疑いは捨てるべきではないとは考えてるわ?」
「そうですか。」
そんな華英の様子を見て、何だかんだで立派な刑事なんだなと思った白澤であった。


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